コンコルディアからエル・サルトまでの走行記録(後編。

3日目。
朝、8時半スタート(早さは昨日と同じ)道に出て渓谷を見渡す。絶景かな絶景かな。

行く手の道に雲が見える。雲と同じ高さを走るのか!乙。
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2800mまで残り350とたかをくくっていたが、道は九十九折に標高をキープしながら
アップダウンを繰り返す。
昨日までとは打って変わって寒い。気温6℃。
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こんな高い山道に野良牛が・・・。
そしてずっと2400から2500を行ったりきたりしていた道が一気に最終決戦へ?
行く手はさらに上を山の尾根に向かって九十九折に・・・。
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途中、1ヶ月振りに見る雪が!
っていうか、この3日で一気に気候が変わった・・・・。
恐るべし!標高差。
2700mまで上がった。そこにはまた小さな村と軍のチェックポイントがあった。
トラックが道路脇にたくさん止まっていて、兵隊さんが検問していた。
(メキシコに入ってから時々ある。)
兵隊さん「何処から来た?何処へいくの?」
僕「マサトランから来て、ドゥランゴに行くのさ」
兵隊さん「ずっと自転車で?」と少々あきれた様子
僕「うん、まあね」的な発言。
兵隊さん「中国人?日本人?何人?」
僕「日本人だよ」
兵隊さん「カラテか?」
僕「カラテ?空手はしないよ、ノー、カラテ」
兵隊さん一同爆笑。
僕も爆笑。
メキシコ人にとって日本人のイメージはどうもカラテ(空手)らしい。
「デンデン太鼓」あの映画「ベストキッド」(ノリユキ・パット・モリタ出演)を思い出す。
あの映画もそれを象徴しているのだろう。
そんなアホ世間話をしただけであっさり通してもらった。
グラシアス。
ここが2700。事前の調べでは後100は上がる。まだか・・・・。
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野良?豚。
その後、また2700付近を行ったり来たりのアップダウン。
途中昼食タイムを挟んでひたすら走る。残り、エル・サルトまで38キロ
ドゥランゴまで138キロ。
結局、この後ピークがやってきた。道は尾根づたいに上って行き2776mを記録。
ここに1件レストランが。こんなとこにメシ屋が・・・シュールだ・・・。
1度50から60m下がる。
程なく2度目のピーク。
どんどん上がって行き高度計は2817mを指していた。
これが最高値。
この後エル・サルトまで2700m付近を行ったり来たりするアップダウンの繰り返し
でエル・サルトで2575m。
エル・サルトの町に3時ごろ到着。走行71.7キロ。
120ペソの安ホテルをゲット。
シャワーを浴び向かうはメシ屋。
メルカドのメシ屋に飛び込んで頼んだのは
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えびとアボガドがタップリ入ったスープとなぜかスナック菓子?スコーン?
味は・・・・。
絶品!!
メキシコ!メシのハズレ無し!
帰りにセルベサ(ビールのこと)を購入!
これは外せません!
2日ぶりのビアを宿で堪能するボクでした・・・・。
明日はいよいよ、ドゥランゴか!?
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