激痛3

病院の先生に紹介されてやってきた
インスティテュート・コロンビアーノ・メディシナ・トロピカル。
メトロの駅をイタグイ方面に、終点イタグイで下車。
セントロコメルシャル・マジョルカという郊外型ショッピングモール
が近くにあった。
 先生はここで誰かに場所を聞けと言っていたので、売店のおっちゃんに場所を聞いた。
駅から歩いて10分ほど。
目当ての建物が見えてきた頃、出入り口のガードマンが声をかけてきた。
おっちゃん曰く、「ここで待ってろ、担当者が昼飯に行っている、すぐに戻ってくるから」とのこと
どうやら話はしっかり通っていたよう。
 時間は12時45分。
激痛と空腹をこらえながら、待った。。。
1時15分を廻っていただろう。
やっと担当のシエロさんがやってきた。
診察室に通され、イロイロ質問の後、実際背中を見ることに。
背中を見せると目を伏せて首を左右に振るほど、見た目にグロテスクなのは知っていた。
そして患部の一部を取って調べるとのことで、うつぶせになった。
旅のこと。どこから来て、どこへ行くのか?お決まりの質問が続く中、
容赦なく、何かで患部をちぎってゆく。
そのたびに声が漏れるほどの痛みが。。。。
そして2日後に検査結果が出るのでくるようにとの指示だった。
2日後。その日は偶然にも僕の誕生日だった。

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