とある町で

温泉に後ろ髪を引かれながらも、
旅を勧めるべく自転車にまたがった。
風邪は依然、熱はないものの、せきがひどい。
特に夜。
が、まぁここにいても風呂に入って湯冷めするのがオチだと思って。
出発。
DSC02246.jpg
80キロ先の町までやってきた。
宿を取って待ち歩き兼夕食タイム。
歩いていて見つけたレストランに入った。
客もそこそこ。みんなテレビで流れているコパ・アメリカの決勝トーナメントペルー対ベネズエラ戦に釘付けだ。
せきに座ろうとすると店員が首を振って「もう終わったよ」
といってくる。え、でもみんな食ってるじゃないか?
と思いながら別のレストランの場所を聞いた。
店を出ながら、だったら扉を閉めとくか立て看板しとけよと思った。
さて、教えられた通りを行く。が、店なんてない。
仕方がないので別の場所を探す。
今度見つけたのは鳥の丸焼き屋。
今度は入るとすぐに店員にやっているか?確認する。
席に着くと注文聞きがやってきた。
「メニューある?」
とたずねる
「ない」
と返事が。
「じゃ、何があるの?」
「鳥だ」
と返事が。
少々切れ掛かって、
「で、何があるのか?どう注文したらいいのか?」
と言っていると店主がおくから出てきて
なにやら選択肢を出してくる。
それでめんどくさいのでお任せで、言われるメニューをオーダー。
出てきたものを平らげて、勘定を払いにカウンターへ行く。
「お勘定お願い」
というと
別の店員が何?ってな感じで俺を見つめる。
「何?喰ったんだ?」
と俺に聞いてくる。
「はぁ!?」
ってな感じになる。
そんなんしらんやん、言われるままにオーダーしたし、メニューもないっていうから、名前も知らんやん!!
ってか、そっちでチェックしとけ、ボケ!
何で客が「~食べました、お勘定お願いします」っていわないかんのや!
アホか!!
お前らの仕事は何なんや!!ちゃんと働けボケ、カス!
と思ったが、僕のつたないスペイン語ではそこまでの表現力がなく。。。。
しかし、中南米ではこんな時がたまにある。
クスコ以降、道を走っていてもすれ違う車のオラドケクラクション(オラオラ、どけどけってな感じの)がうざく。
すれ違う子供、若者、親父が何かしらうざく騒いでくる。
疲れてるせいか、心に余裕がなくなってるんかな?
地域性もあるやろうし。
ペルーもあと少し。
楽しい旅になりますように。

コメントを残す