コイパサ塩湖。その存在はウユニ塩湖より知られていないし、実際僕もルートを決める際に
知ったウユニの北にある塩湖。
地図にはコイパサ湖との記述もあるように、乾季に完全に干上がって、ウユニ塩湖のように
一面乾いた白い砂漠が広がるわけではないようだった。
実際、数ヶ月前に降った季節はずれの大雪の影響もあって 結構湖面はしっとりとしており
場所によっては水溜りが出来て走れる状況ではなかった。
僕が横切ろうとしていたルート、ビジャ・ヴィタリーナ~コイパサ~トレス・クルセスは完全に
コイパサ村付近で浸水していた。
だから急遽、中央にある島の西側を迂回するルートでトレス・クルセスを目指す。
しかし、島にたどり着くまでも自転車にはかなり塩と塩水がかかってしまっていた。
心配になって島にたどり着いた時、荷物をはずして掃除していた。
しかし、結局その後も、塩湖を出るまで塩塩攻撃の洗礼を受けまくったのだが・・・・・
その昔、海だったこの場所が、地殻運動で隆起して標高3600メートルの世界にまで持ち上がった。
島には昔の海のよすが、珊瑚の化石が散在する。
富士山くらいの高さにある海岸線。
神秘的な光景だった。
しかしこの塩湖もでかい。
入り口から出るまでに悠に80キロくらいはある。
結局、迂回路を取ったことと、掃除してたりで時間を食ってしまって
島の南側でキャンプすることに。
明日はコイパサを抜け、いよいよウユニ!!
とうとう自分の足でここまで、自分の旅はたどり着いた・・・・。
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