就活

ゴールデンウィーク明け
自転車旅の先輩で、僕の自転車を世に送りだしてもらった
自転車屋さんを紹介してくれた友人が
旅に出た。
 僕が出発した2009年にはすでに一回目の旅を
ひと段落させ、北米で働いていた。旅先では一度も会ったことも
もちろん旅に出る前もなかった。
 その時すでに彼はオーストラリア、ニュージーランド、そして
アメリカ大陸を北中南米と一周して、足掛け6年、無帰国でチャリ旅を続け
資金の充電のために北米で就職していたと言う超ツワモノ。
 彼は無帰国で世界一周を目指していたが、いろいろな問題のため
奇しくも、僕が帰国した2012年の同じ3月に、実に10年振りに日本に
帰国した。
 10年。。。。
その時間の長さはいかばかりか?
とても想像が及ばない時間だ。
僕の旅は2年と8ヶ月だった。
それでも長かったと感じた。
そのゆうに2倍の時間チャリ旅をし、その後異国で定住生活。
丁度、帰国時期が一緒だったので、東京へ行った時に
コンタクトをとって会うことになった。
本当なら、旅先であって遊びたかった~。
と思っていたけど、念願のアニキと対面。
思ってた通りの気さくで明るくて面白い
憧れの兄貴って感じの人だった。
期間は違えど、同じ手段で同じ地域を旅した2人
昼から夜まで短い時間ではあったけれど、
旅談義に華を咲かせ、本当に楽しいひと時だった。
その中で彼はこの先のプランについて語ってくれた。
 自分は世界一周自転車旅が夢で夢半ばで止まっている。年齢や家族などなど
いろいろ状況はあるけれども、自分がこのままやりきらずにこのまま終わった
として、死ぬ間際になった時、自分はやりきらなかったことを後悔するだろう。
だから、自分はまた資金を働いて貯めて、残りの世界を走りに行くと。
まぁ、言葉は正確ではないけれども大体こんな内容だった。
 僕も帰国に際して、帰国後もいろいろと迷った、悩んでいた。
でも、その中でいろいろ考えた挙句に頭に浮かんでくるのは
チャリ旅だった。
 あれから(帰国して)2年。
彼はその言葉通り、夢のために準備して
今月、そのコマを再び進めた。
 僕も丁度時を同じくしていろいろな迷いから脱し、資金を貯め直そう
と実家へ帰ってきたところだった。
なんとなく彼の人柄や生き方、僕よりも全然すごいし、先輩だけど
親近感を覚えていた。出発前に僕も資金貯め直して追いかけます、今度は
旅先で会って遊びましょう!!って報告した。
 影響されやすい僕の性格だからではないが、旅していたときが
一番輝いていた。いいことも嫌なこともたくさんあったけど。
日々自分で対処して乗り越え進んでいた旅中の自分が一番若々しく
輝き、力強かった。その頃にもう一度戻って、人生を進みなおしたい
そう考えるようになったからだった。
 そんなこんなで先月末くらいから就活中してます。
が、短期で条件いいところって(もちろん給与面)なかなか
無い様で、その中で模索してアポとって面接行ったりしております!!
いい加減6月からは働きたいなぁ。と思いつつやっております。

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