義烏市へ

ツーリスティックナ町、紹興市を朝、7時過ぎに出た。
とても雰囲気のある宿で、宿泊客も少なく、シングルの部屋も
2000円くらいで居心地が良かったのでしばらく滞在していたかった
が、そうも言ってられない。今の職業?本分は旅人だ。
今日は、100キロほど離れた町、義烏市を目指して南下する。
ここのところ連日、7時か7時ちょっとすぎをめどに朝
出るようにしている。というのも、道路事情や、雨(結構、降りだしそうな
というか、曇った日が続いていて晴天に出会っていない)ためで
そのくらいに出ると、道路状況にもよるが午前中で
70キロくらい走れる。なので、100キロ走り終えて目的の
町までたどり着けるのも2~3時くらい。
宿探しも余裕でできて、宿が見つかってチェックイン後も
ゆっくり町ブラしたりできるからだ。
しかし、中国の平野部というか、大陸の東側は
どこも小さな町が点在していてて、特別市や省都級の
大都市から地方の都市、町、村まで網の目のように
道がつながっていて無人地帯というのがほぼ無い
ので、キャンプが出来ない。
登り坂、大自然、出会い、キャンプ、日本人宿での沈没といったチャリ旅
の醍醐味の一つが奪われるのは正直苦痛だ。
逆にキャンプが出来ないと、宿泊まりを強いられる。
中国の宿屋は、外国人NGの宿もあるようで、断られる
こともある。中国語の発音が僕にはとてもむつかしく、
生の発音に触れて学べない本等で発音記号を頼りに
文章を作って話すと、まったく通じない。
向こうのいうことも雰囲気で伝わってくるYes,かNoか
程度はわかるし、状況で推測できる場合もあるので
そんなところが頼りで交渉は続いていく。
ただ、若い人は比較的簡単な英語はわかるようなので
その場合は助かる。
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10時過ぎぐらいにひょこっり出てきた東屋で休憩
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中国の道路事情で、路肩は町では完全に車道と自転車、電動
バイクレーンは仕切られていて走りやすいのだが、
マナーがしっかりしていないのか悪い。
道の作り上、自動車がわきの施設に用があるときは、自転車レーンに入らないと
いけないので時々入ってくるが、逆走もあったり、電動バイクも、電動三輪車
も逆走してきたり、すれ違えないほどの幅でも平気で侵入してくる。
自分の進行方向をさえぎるものがいればクラクションを鳴らしまくって
くるのでうるさい。都市部ではこのレーンに平気で乗用車やトラックが
駐車してあって通れないことも。とおれないのでやむなく車道側に
出ようものなら、クラクションの嵐。交差点では
自動車はそうでもなく守るが、バイクや自転車、歩行者
は信号無視は当たり前、すり抜けるようにみんなうまく
わたってゆく。明らかに赤でもやったもん勝ちのようだ
そんな道路事情を見ていて思ったのが、
中国人の気質が、「主張するだけする。ダメなら歩み寄る。」
なのかなと。
クラクションを鳴らしまくる割には、車も歩行者、自転車構いなく
ぐいぐい左折、右折で攻めてきてクラクション鳴らすが
決定的なところでは止まってよけるなり待つなりするのだ。
最近の中国の外交や領土問題の係争をみても
やりたいことや言いたいことをやってきて、
主張だけはする(とりあえずしとく、しとくべきだ。しないと
自分が面白くないことになる)。
これだけ人口が居て、やはり自分の主張をしっかりと
明確にしていないと通って行かないから必然的に
そうゆう気質になってゆくのだろうと
なんとなく合点がいった。
この日は3時ごろ町について、目星をつけていた
宿を見つけチェックイン。
なれない中国語で
「我想住宿一天」
と話しかけとりあえず伝わったようだったが
英語のわかる若い女性がやってきて
丁寧に対応してくれた。
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夕飯を食べに行くべく町ブラ
結構でかい町で驚いた
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公衆便所が町では充実している。
この日入ったショッピングモール傍の
中華屋
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メニューを見て適当に頼んだ
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で、待つこと20分ほどだろうか
出てきたのが
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これ。2品とごはんを頼んだのだが、
メニュー左上の「冒火鍋粉」ともう一点
それがミックスされて出てきたようで
これがやばいくらい辛かった。
汗をだらだらかきながら
完食。
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明日も雨は降らない予報なので移動しますか。

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