巨大都市福州を抜けろ

今日も5時半起き。
最近、いつもこのくらいに起きて朝食
身支度して朝、7時ちょい過ぎに出られるようにしている。
午前中、たくさん走れるので、峠越えが無ければ
12時までに70〜80キロくらい走れて
1日の走行を終えて宿を探すのも手こずっても
見つけてチェックインしてからの時間も取れて
おまけに早く体を休められるのでこのスタイルになった。
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さて、今日は100キロちょっとのところにちいさな町があるので
そこで宿を取る予定。
途中福州市という福建省の省都を一部とおり抜けなくては
ならない。
出来ることなら大都市をさけたい。走りづらいし、疲れる。
しかし、自転車の走ることが出来るルートだとどうしても
一部、手前まで行って、橋を渡ってかすめ、
通り過ぎる感じとなる。
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件の市が近づくと、街になってきた。
ずっと海岸線を走ってきたが、
闽江(ビンコウ)と呼ばれるデカい川にぶちあたり、それを
わたるため、街の中心に近づいて、橋を渡って
また、海岸線に戻る感じとなる。
今日の100キロ工程の半分くらいが
費やされる。
実際、河口付近から橋まで10キロ程走ってやっと橋へ
高速になっており、自転車は走れないと思いきや
橋の真下へ行くと橋の上に向かって
スロープがあり自転車、歩行者がわたれる設計になっていた。
このスロープで1台の電動バイクとすれ違った。
若い男が女を2けつして載せている。
荷物満載の自転車を漕いで登ってくる
僕をみて二人とも笑っていた。
確かに、中国に来て必要とされる荷物だけに
したら、こんな量の荷物は必要なく。
無駄な重りを足かせに、せっせと走る姿は
そう思ってみると馬鹿馬鹿しい。
が、
そこの、お姉さん!
この馬鹿馬鹿しい行為に意味が有るんですよ!
実際、この馬鹿馬鹿しいことを3年近くやって
僕はアメリカ大陸北中南米を、一本の先で繋いできてますから!

と、つぶやきはそれぐらいにしておいて。
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橋はめちゃめちゃデカく
景色がいい
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橋を降りて地図を確認。
するとその橋の延長線を行って左に(海岸線方向に)折れてるが
その道は高速で自転車が走れない。
のでどうするか考えてると、
川沿いに行く道が地図に乗ってないけど
ある。
それも結構立派な道
しかし建設途中らしく車は全く走ってない。
行けるところまで行こう。
とのことで
ひたすらこの道をゆくことに。
この道、なかなか終わりそうで終わらない
結局11キロ走ったところで行き止まり。
丁度、地図で確認して抜けて行くはずの道
の真下で終わっていて、その道に乗ることが出来ない。
戻るか?どこまで?
もう一度地図で確認すると
少し戻って田舎道を行けばあの道に出られそうだ。
それでなんとかその道まで出た。
途中、トンネルを走ることになったけど
このトンネルの歩道が半端無く広かったのが
驚いた
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車道と同じくらいの広さ。
中国、突っ込みどころ満載だな。。。。
無事本線に復帰し
目指していた街に入る
と、やっと一度はトライしたい宿
旅社を発見!
自転車を止めて受付の女性に話しかける
「泊まりたいんですけど」
「外国人なんですけど」
とパスポートを出すと
断られた。
やっぱり。
今日の予想は2軒断られて3軒目と予想を立てる。
次に現れた小賓館なる宿
もおそらく外国人NGの宿。
が、しかし、入り口が狭く
受付は2階にどうやら有るみたいだ。
ここは、自転車を置いて交渉に行かなくてはならないので
パス。
街のはずれまでいっても次が見つからず
引き返すことに、
戻って、大きい筋を右に折れようとした角に
旅社を発見!
ここは入り口が十分広く自転車を中に入れて
受付で話す。
最初はパスポートを眺めながら怪訝そうな顔で
「どうしよっかなー」的な感じでおばちゃん、
考え中、値段表をさしてどの部屋にする?
と聞いてきた。僕は迷わず独り部屋の安い65元を
指したが、(?65元?こないだの賓館は賓館で70だった)
すかさず部屋が無いと言い出す。
今有るのは、といって指したのが90の部屋。
?賓館で70〜最高179だった。
が旅社で90?と納得いかなかったが、
街が小さいので探してOKもらえるところが無かったら
困ると思ってここで手打ち。
100元渡しておつりをもらおうとすると
なぜか10元返してくれない。
なんだか、自転車を面倒見る料金だと言っているようだ。
なんてセコい婆だ。
おまけにろくに身分証を書き留めたりコピーしたりも
していない。ゆえに、公安に届け出てないようだ。
結局100でエアコンは有るが使えない
エレベータ無いのに4階の部屋。
WIFIあるが、携帯か身分証?の番号を登録しないと
使えないやつで繋げずの旅社に泊まることに。
こんなんなら、ケチる心を一歩引いて、
最初からぼったくられたり足下見られない
賓館の安いところに泊まった方が良かったな
と思った。ま、何れにしても、
中国は宿探しがめんどくさい。
と、心も新たに
街へ飯を食べに
入った飯屋で牛肉炒飯を注文
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メニューがこんなにある。
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壁には料理の写真が
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こういう店は分かりやすくて頼みやすい。
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待つこと4人目
一品ずつ作っていくので僕は4人目のお客だった。
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ボリュームがあって、コレで9元(153円)なのはスゴイ。
と食べてる最中、面を奥で店主が華麗に手打ちで伸ばしているのが
見えた。カッコいい!
コレだけメニュー作れて、面まで手打ちでささっとこなす。
デキる男だ。
それにしても中華が旨いのが救いだなあ。

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