足萎えで1900の高みへ

昨日の野営地は道のすぐ側の割に静かだった。
朝5時に起きて支度を開始
やっぱりキャンプだと真っ平らな場所を探すのは
キャンプ場でもない限り難しく、ベッドで眠るよりも
よく寝られなかったが、そこは仕方が無い。
今日は、昨日のチャリの故障がどれほど影響して
走行後、ハブがどれほどひどく壊れてしまうか
分からないがとにかく後70弱走って宿のある町まで
たどり着こう。
IMGP3719.jpg
朝もやの中出発。
坂が延々と待っていた。
が、ラオスの坂道の傾斜は今まで方々、21カ国、
(日本も含めて)、角度がえげつないランキングでは上位争い
をする程キツいと思う。
傾斜の角度、今まで見てきた標識で
7%〜10%があったけど
本日出ました!!
DSC03873.jpg
12%。
コレがどれほどキツいかと申しますと
一番ギアを軽いものにシフトダウンして
ゆっくり、時速3〜4キロで漕いで
数十メートル、フラフラ、ハンドルが左右へ
振れながら漕いで、
あ”ー!しんどい!
というぐらい。ま、荷物が重いのもかなりの
足かせになるけれども、やってみた人で無いと分からないと
思うけど。
コレが延々と続く3時間。
当然休み休みになるけれど
本当に進まない。
がコレと引き換えに景色は絶景となって行く
IMGP3724.jpg
IMGP3725.jpg
IMGP3726.jpg
IMGP3727.jpg
幸いハブの故障が走行の大きな邪魔になる事は無く
ゆっくり登って行く上り坂では
異音も小さかった。が、とにかくしんどかった。
IMGP3728.jpg
IMGP3729.jpg
IMGP3730.jpg
IMGP3731.jpg
なんだかんだで、頂上まで登りきって、
困ったのは下り。登り傾斜がきつかったのだが
同じように下りも一気に掛け下がるダウンヒル。
しかも向こう側は雲の中のようで5m先が全く見えない
五里霧中。
車輪、ハブへのダメージを考えて
ブレーキを利かせまくりながらのダウンヒルで
手が痺れまくりで麓まで。
宿のある町へやっとの事で着いたのだが
その町の田舎さに圧倒され。
町というレベルではなく
集落。
が、飯屋も宿も高い。
が仕方ないので宿にチェックインして
もう一度ハブをばらして確認。
やっぱりハブ本体側に変形は無く、
最初確認した状態と変わりが無い様。
ここまでダウンヒルを含めて70弱走って
この状態ならなんとか首都ビエンチャンまで走れそう
いろんな選択肢を考えながら、
眠りについた。
本日の走行66.73km。

コメントを残す