観光客が絶対来ない町で

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首都ビエンチャンまでおよそ150キロ
1日で走れない距離ではないが、何せ連日の
猛暑とラオスのアップダウンと時々土道になる悪路
と何よりも、前輪の故障もあるので
ここは2日で刻んで行く事に。
ヴァンビエンを出て70キロくらいに位置する
場所にゲストハウスがあると、地図アプリが教えてくれるので
そこまでの予定。
もう、峠も無いが、何せラオス。
アップダウンはある。し、砂埃が舞う土道もある。
16キロ程走ったところで
2人組のサイクリストに遭遇。
向こうから話しかけてきた。
年配の(多分50後半〜60前半)フランス人の夫婦だった。
「英語は話せる?」と聞かれ
「すこしなら」
と返す。
そこで語学勉強タイム。
英語は高校受験で20年以上前にやった程度の自分は
5年前に2年間スペイン語圏に居たスペイン語の方が
頭にフレーズが浮かんできてしまう。
英語。世界を旅するというか、日本人は、
今の教育はどうか知らないが、簡単な会話でも
良いので、話せる英語を(何と表現するか、言い回し等)
もっと教育で教えた方が良いと思う。
そうすればいろんな国の人間とコミュニケーションが取れる。
少なくとも20年前の教育は受験の為の使えない英語を学校で
習っていた。単語の数や書いてある英文は覚えているし、読めるけど
圧倒的に、話す訓練を、何と言うかを知らない為に話せないのは
切ない。
ま、語学は本人の性格によっても上達度が違うので何とも言えないが。
さて、
彼らはタイから走ってきて、ルアンパバーンまで行って、また
タイまで戻ると言う。その前は、ニュージーランドへ数週間走ってきて
良かったが、物価が高かったと言っていた。
自分の荷物の多さを見て、「どこからきた?」
と聞かれ、「上海からスタートして、2ヶ月目だよ」
と答えた。日中は暑いので今日はヴァンビエンまで行くと言っていた
彼ら。って、ヴァンビエンなんてすぐそばじゃん?と思ったが、
それぞれの事情が有るのでスルーしておいた。
お互いの旅の無事を祈って別れ、走る。
その後の道もラオスらしく、ど田舎な集落をいくつも
通過しながら、ど田舎なアップダウンの多い道を走る
70キロそこそこなので、昼ちょっと過ぎには目的の町
ホーンボーンへ着いて宿を探す。
通り沿いに看板が出ているが?それらしい建物
が見当たらないので、近くの食堂のおばちゃんに聞くと
路地を入って行った方に有るとの事。
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入って行くと、ラオスとは思えないような立派な建物が。
ここらしい。高そうだが、もうラオスもこんなとこで泊まるのは
最後だからと思って店主に話しかけ値段を聞くと
100000(1400円)とのこと。
ま、許容範囲だし、ラオスキープを出国までに使い切ってしまわないと
ならないので。投宿決定
今までで一番奇麗な部屋で、ソファもあって冷蔵庫もあった。
とりあえず時間もあるのでビールを買いに通りへ
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小さい町だが、ラオスでは大きい方なのだろう
商店でビールとラオス珈琲、あと、パンが売っていたので
パンを明日の朝食用に購入。
こんな猛暑のなか、ビニール袋に入ったパンを軒先で売っている
すぐにビニールが汗をかいて、中で結露しているが、すぐに傷んで
カビが生えそうだ。よくあんなにたくさん売ってるなと思った。
今回は部屋に冷蔵庫があるので明日の朝まで持つだろう。
部屋でビールとネット。
夕方に宿の場所を聞いた食堂へ夕食へ
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するとジョンが
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目の前に陣取る。

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帰りに立派なマンゴーを3つ購入して
部屋で贅沢な丸かじり。
めちゃくちゃ美味しかった!
本日の走行84.24km。

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