昨晩は7時頃には寝た
のでたっぷり寝られた。朝5時まで10時間睡眠
で、身支度していたら、6時過ぎに宿主が出かけると
言いにきて、預けたパスポートを返しにきたので
精算して、7時まで支度したり、コーヒー飲んだりして
いたら、雨の音が。
結構な勢いの豪雨らしく、気分が乗らない。
が、ここで留まって居る訳にも行かないので
雨着の支度をばっちりして外に出た
ら、雨が止みかけで小降り
ラッキーだなとおもって出発
が、この後の30キロ間、あまりにもローカルな
道路過ぎて地獄を見た。
しばらく走ると道はひどい荒れた状態に。
うねうね曲がりくねってアップダウンし、
舗装は剥がれ、というかまともに全部
舗装してあるのか?と思う程、川底のような
ダートが顔を何回も出す。
車は走らないけど、バイクは走って行く。
途切れる事無く民家は現れ、外国人は完全に
珍しいので、方々の民家や通行人から
「ハロー」攻撃が飛ぶ。
道が道だけに疲れるし、距離が出ないので
イライラしている中のハローは
完全にウザい。
明らかにウザいハローは完全に無視して進む。
一番効いたのが、
渡河。
道が川で塞がれてた。
コレも2カ所あった。
ようやく開けた場所に出た
川沿いの道。
もううんざりして朝から走って、2時間で18キロしか
進んでなかったので100進には10時間以上かかるな
とどうしようかと思っていた。すると、ラオカイ省に入った
とたん、道が古くて奇麗ではないけれど、完全舗装道路に
変わった。ラオカイ省はお金があるようだ。
それでなんとか11時半頃、宿や食堂のある小さい町に
出たので食堂で昼にした
また、コレで100000ドン(500円)した。
平均年収が約30万円と言われるベトナムで地方の食堂の
飯の値段が1食500円って、どうなんかな?と疑問に
思う。お金持ちだけが食堂で飯を食べるんでしょうか?
さて、飯を食ったあと、飲み物を商店で買って、
地図で見た道を行こうと走り出す。
目的地である国境の町ラオカイまで
高速があって今居る川沿いに走っているがチャリは
走れない。チャリで走れる道は一山越えたところにある
北の山を越えたところに1本、南の山を越えたところに1本
距離的に近かった南ルートを選択して走り出した。
峠は400m越え、だが道は舗装してあるが、大型車が
頻繁に行き交うのでカーブ付近はボコボコに穴が空いていて
砂埃の舞うハードな道だった。
午後の日差しも強く、暑い。
なんとか峠を越えてラオカイ方面へ向かう
右折の道を探す。
手元のGPSで確認して道のある場所に
右に鋭角におれ登って行く道らしき坂が
本当にコレかな?
交通量は皆無。
時々バイクが上がった行く。
GPSは地図の精度がこの付近はあまり良くなく
道を走っていても道ではないずれた場所を
指し示している事もあったのでちょっと
疑問に思ったが、GPS上の地図を確認しても
その先に左折する道はない。
と言う事はこの道か。
観念して登る。
数百メートル登ったら道端で重機が止まっていて
周りで数人が作業していた。そのうちの
一人が俺に気づいて、
この先は行けない、行き止まりだとジェスチャーで
教えてくれる。
俺は、ここで、道があったけど、崩れたかなんか
で行けなくなったんだと勘違いした。
ラオカイまで行きたいと
言うと、だったら、戻って、元の道に戻って
右へ行ってまた右だと教えてくれる
が、それだとかなり遠回りになるし
また、ラオカイへでる時に1500mくらいの
峠越えがあるから無理だなと思った。
仕方なしに、北ルートでラオカイへアクセス
するしか無いか。。。。。
しかし、心が折れた。
今登って来た峠をまた戻って、
さらに一峠越えて国道に出なきゃならん。
午前は午前で、ダートに悩まされ、
現在、2時過ぎ。
1時間かかって登ってきた峠を戻って
3時過ぎ。
とりあえず諦めて来た峠を登り返す事に
汗だくだく、砂砂になって
なんとか峠を越えて、
宿のある町まで戻る
もう走る気も起らず、宿を取る。
明日は北ルート。今日は同じ峠越え2回とダートで
距離のびず、疲れた。。。。
2017年5月6日、走行、61.29km。
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