朝薄暗いうちから支度を始める
国道沿いで車が夜間も走ったりしていてが交通量が
多くないので快適に眠れた
今日は、昆明から三日目だが中間地点の昭通市まで
あと、120~130キロ
今までのペースなら今日到着できると思っていた。
朝、ダウンヒルを下ると平地になっていて
盆地状の場所を走る。
者海县という町が現れ通過する
そのとき街角で露店販売の店が目に入った
ここで包子という肉まんみたいなパンを売っていた
ので4個買った。一個1元と激安。
町を出て登りが始まった。民家が途切れたあたりで
さっき買った包子で朝食
こんな感じで
中身はなんと、
何か木の実と砂糖だった。
もう一個も
同じ。買うときに何か聞かれたけれど
中国語がわからなかったので適当に買った
ひょっとしたら種類があるのかも。
ま、ウマかったので良しとしよう。
短い登りを登り切ると
長いダウンヒルが待っていた
下り切ったら小さな町が現れ
また露店で包子が売っていた
思わず買ってしまい(4個)
休憩時の行動食用にすることに。しばらく走ると
暖かいうちに食べたほうがよくないかなと思いはじめ
道端で食べる。
中身はなんと!
何もない。ただ肉まん、あんまんの生地が
中まであるのみ。これはこれでおいしかった。
国道213号線をずっと走ってきたわけだけれど
今日、途中でいきなり未舗装のガタガタ道に
変わった。登りが始まったころに立て看板があって
当然、中国語で何やら書いてあった
どうも漢字を見ていると、通行禁止のような文字が
でも道は続いているので進むことに。
が1キロも進まないうちに道は消えていた
正確にはすぐ下に新しい新道が建設中でそのために
工事で古い道が削れれていた。
仕方がないので戻って進入路をさがして新道へ
しかし、こんなのがあるならどこから入れたんだろう?
と不思議に思った。
この新しい道、確かに車やバイクが走っているので
走れるよう。
しばらく行くと登りは下りへと変わった
下りが始まる頃に道路わきで昼食休憩をとる
そして午後から走行再開。
下りきって小さい町を2つ3つ抜け
再び登りが始まる。
これが昭通市へ最後の登り
これを登り切って50キロほど行けば
到着できる。
もうこのころからだが完全に山道に慣れて
どんな坂道も怖くなくなっていた
快調に登ってゆく。
しかし、登り始めて間もないころ
2~3キロ来ただろうか?
道にテープが引っ張ってあってその端を
一人のおっさんが持って椅子に座って道路封鎖している
マジか!?嫌な予感。
立ち止まるとオヤジが中国語で
どうやら引き返せといっているよう
だが詳細は不明。後で思えば工事中で通れなかった
のだろう(一時的に)仕方なく
呆然としながら、別ルートを地図で探す
しかし、北へ抜ける道はこの国道と
高速しかない。
高速は自転車は走れない
ということは。。。。
迂回ルートが存在する場所まで戻るしかない
となると、今日朝、包子を買った者海の町
まで戻って、まさにあの露店が出てたロータリー
の逆側の道を東へ大きく迂回する道まで戻るしか
ない。
今、すでに3時頃。ここから戻っても者海まで届くか
届かないか?それよりも来た道は大きく坂を下っていた
またあれを登り返すのか?と心が折れそうになった。
が、考えても仕方がないので戻ることに
現れる坂をひとつづつクリアして
夕方5時ごろ2回目に包子を買った町まで戻ってきた
朝は活気があって人もたくさんうろうろしてたのに
もう今は人が少ないし、店もシャッターが下りていた
よほど宿を探して泊まろうかとも思ったけど
宿屋は暗ーい雰囲気でど田舎の宿
そんな気になれず、先へ進む
相変わらず、民家、畑、農民、ガキ
が途切れず、現れる。
最後の長ーいアップヒル、朝、下った長い下り
を登り返す。そういえば、峠のてっぺんあたりは
きのう野宿した場所に似ていて松林があって
畑がなかったのを思い出した。
あそこまでいけばキャンプできる!
頑張って登って行った
頂上に着いた頃はさすがに体のあちこちが痛く
疲れ切っていた。が、時間も7時。あたりは
まだ明るいけれど松林の中に死角を見つけ
キャンプすることに。
今日は本当に疲れました。
2017年5月17日、走行122.84km。
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