友人との休日

朝8時半、ちょっと過ぎたころ
少峰が迎えに来た
彼の名前は 少峰(shao feng)
職場というのは、宿から数100mほどのところにある
彼が車を停めていた場所の向かいにあった。
観光関係の仕事をしているという彼、家は湖南省にある
とのことで、出張中の様だ。
健康管理センターのような名前の書いてある場所で
観光とどう関係があるのか謎だったが、日曜だというのに
数人のスタッフが朝、事務所にやってきていた。
DSC03477.jpg
何か仕事があってきているようで、
何かを待っているようだった。
1時間くらいいただろうか?
水や焼いたジャガイモをもらったりして
食べた
DSC03478.jpg
どうやら、まだ終わりそうにないので、
少峰に
「用事があるようだから、俺は分かれて、スーパーマーケット
に行きたいんだ、夕方、また会って飯でも行こうよ」
というと、
「大きいスーパーか?小さいのか?」
「沃尔玛だよ。調べてあるから。宿から4~5キロくらい
先にあるんだよ」
というと
「大丈夫か?場所わかるのか?だって、お前スマホも地図も
持ってないだろ?」
と彼。
「大丈夫、たぶん見つけられるよ」
と笑って言うと
「じゃあ、夕方6時に待ち合わせよう、また、君の
部屋をノックするよ」
と言って別れた。
俺はスーパーへ明日からの食材やらなんやらを買いに
行って、部屋に戻った。調べものや片づけなどして過ごして
時間はあっという間に過ぎていった。
夕方6時。
彼は約束通り現れた。
「無事、行けた?午後は何してたの?」
と彼、
「行けたよ、午後はいろいろやることがあってね」
と。そのあと昨日飲んだ繁華街のほうへ歩きながら
また、話した。
DSC03479.jpg
夕方の日差しを受ける街並み。
話は主に俺の旅についての質問だった。
DSC03480.jpg
DSC03482.jpg
ファーストフードのチェーン店で
フライドチキンを
またまたおごってもらう俺。
なんか申し訳なってくる
が、中国人は割り勘をしないと何かで読んだのを覚えていた。
なので、彼の好意に甘えておいた。
旅中はどこで寝るの?とか、キャンプと宿の割合は?とか
成都のあとはどうするの?だとかいろいろ話していた。
昔の旅について、アメリカ大陸を3年弱走った話を流れで
話したら、あっけにとれれていた彼、
「君を称賛するよ、年単位だろ? うらやましい、
僕も君みたいにお金があったらやりたい」
という彼、お金はどうしたの?の質問に
「日本で働いてためて行ったけれど、
別に金持ちというわけではない。」
と旅に必要な金額が1年大体、100万あれば
出来る話をしたら、そんなんで行けるの?と
驚いていた。
でも、ビザの話。
僕ら日本人はパスポートが強いから多くの国がビザなし
で入国できるから旅がしやすい。が、中国は社会主義国家だからか?
多くの国がビザを必要とするだろうたぶん我々日本人の様に旅を
するときは容易にはいかないだろう。僕はそういう面で恵まれている
という話をした。
どれほど歩いたろうか
一回りして昨日食事した宿の2軒隣の店に
入って夕飯を食べた。
それからまた散歩、夜も更けて昼間行ったウォルマート
まで歩いてきていた。
この後、君は自転車旅で足が疲れているだろうから
マッサージ屋に行こうと彼が言う。
何時ごろ寝るんだい?というので
大体10時かな?というと
もう9時を回っている。
焦る彼だったがまあ、マッサージに行こうと
連れられて、宿とは反対側の2キロくらい離れた
場所にある店に行った。
マッサージが終わって宿に戻ったのが11時半頃
部屋で少し飲もうということになって俺の部屋で
12時までということで飲んだ
飲みながらお互いの連絡先を交換した。
結局楽しい時間は12時半まで続き
明日は彼も仕事だからそれでお開きとなった。
朝、起きた時でいいから、出る前に起こしてほしいと彼。
出る前に部屋をノックするよと俺。
昭通市最後の夜が更けていった。
2017年5月21日、走行0km。

コメントを残す