老宋国际青年旅舍で5日目の夜、
日本郵政のEMS追跡画面で確認したら、
昼間には未だ更新が無かったにもかかわらず
夕方4時前に「届け済み」の表示がされていた。
慌てて、宿の受付で確認してみると
日中既に届いていたようだった。
無事、補修部品を受け取った。
明日、交換に14mmの六角レンチが必要なため、
工具を持っているような自転車店に助けを求めようかと
も思ったけれど、出先で他人にやってもらって、
何かトラブったとき冷静に色々対処しづらいと考えて、
町の工具街へ14mm六角レンチを探しに行った。
ネットで検索しておいた工具屋でタブレットの
翻訳ソフトを(オフラインでも出来るソフト)使って
14mmの六角レンチを探していると翻訳して
見せたら、一発で出て来た。値段を聞いたら
18元(306円)とのこと。
使い捨てのつもりで(あまりに大きいし、重いし
今必要な意外他に使い道が無い)即購入。
宿に帰って早速交換作業に入った。
やっぱり道具は必要というか有益と思った。
ぴったりハマって回すと簡単に外れた。
これが今回ブッ壊れたフリーボディ。
もう、同じ物は廃盤で手に入らないので
今回互換性のあるという同時期の製品で
グレードが一つ下の製品で互換性がある
フリーボディで交換する。
見た目はほとんど一緒、材質と少し形が違うが
取り付くはず。
交換してみて、取り付けるボルトの頭の部分が治まる
切り欠きが新しい部品の方が浅いので少し頭が出てしまう
さらに完全に締め付けるとフリーボディがスムーズに
廻らなくなるという現象にぶちあたった。
互換性が無い!?
と、思って色々頭を巡った。
これは困った、また部材を再度取り寄せたりしていては
時間がもうタイムアウト(ビザの)になってしまう。
これは帰国して仕切り直すしか無いのか?
とも思った。
もう一度外して良く見てみた。
ら、古いパッキングを取り除かずにそのまま締め付けて
居た事に気がついて、外し、再度取り付けてみた。
そうしたら、フリーボディをしっかり締め付けてみても
フリーボディは奇麗に回転し、機能は回復した!
あとは、ボルトの頭が飛び出てる問題だけれど
ここにハブ軸のベアリングが来て回転するのだが
この出っ張った頭の部分が組み付けて、ベアリング
に干渉せず奇麗に回転するのであれば修理完了で
次のステップに行ける。
全て完成するように組んで行って、ハブ軸を回転
させてみたら、何と!スムーズに廻った。
ホイールを組み上げて奇麗に掃除してスプロケット
を取り付ける。そして自転車本体に取り付けて
試運転に宿を出て1ブロック程1周して見た。
久しぶりのペダリング。空荷の自転車は異様に
軽く軽快に進み、ペダリングを止めると
小気味良いフリーボディーのラッチ音が
キリキリキリキリとリズムを刻む。
よし、完全復活した!
全く同じ部材ではないにしても、DeoreXTという
最上位モデルから2番目のモデルの部材なので
耐久性においてそんなに柔ではないと思う
これで戦線復帰に一歩近づいた!
後は数日中に玉树へ飛んで走り出すのみ!
だけれど、昨日の朝、もちろん荷物が届く
前に、5泊の宿の滞在を3泊延長してしまって
いた(部材がいつくるか分からなかったのと、
届いてから少し余裕が欲しいと思ったため)
ので最低3泊後にフライトを探す訳だが、
午後からネットでフライトを探していた。
が丁度3泊後の29日では、早朝6時半の直行便
が18000円程であるのだが、時間が早いし
タクシーがあるだろうか?営業してるだろうか?
と思い、翌、30日を検索すると、午前8時半の
乗り継ぎ便だけれど、チベット航空の便が19000円
くらいで有る。この時間なら時間的にも早くないし、
タクシーは宿の受付で相談してみよう。
と思い、これで飛ぶ事にして購入した。
まだ、荷物、チャリを梱包する段ボールを手に入れたり、
荷物を受託手荷物としての規定範囲にサイズ、重さを
おさめるように梱包したり、空港へのアクセスを
手配したりと、やる事はあるけれど、
フライトの日まで確実に、用意して行けば良い。
「安心して最善を尽くす、そうすれば自分に
必要な結果が訪れる。」
が、しかし、成都、最初来たとき5泊したし、
今回もうすでに6泊であと、3泊延泊の30日
まで1泊しないといけない。いい加減する事も
新鮮ではなく飽きて来たので早く走り出したい!
夕飯に重庆小面の店で「番茄炒蛋」の麺3玉
中華っぽくない、トマトソース味というか
番茄がトマトなんだが、あっさり味で
美味しかった。
部品交換を終えたこの日から
暇を見て部屋で読んでいる膨大なマンガデータ
の中で「ジョジョの奇妙な冒険のPart6 ストーンオーシャン
空条徐倫 石作りの海」を読み始めた。
天才、荒木飛呂彦先生によるジョジョシリーズもまだ
連載が続いているという。確か、ジョジョシリーズ第1部の
ファントムブラッドが始まったのが自分が小学校5年か6年生のころ
単行本の第一巻を本屋に友達と買いに行った記憶がある
あれから30年。
さすが!天才、飛呂彦先生。
まだ、自分の持っているデータは
7部のSTEEL BALL RUNまでコンプリートしており
残念ながら連載中の8部ジョジョリオンは未収録だが
他にも有名どころのマンガはほとんど網羅されている
データは漫画喫茶を持ち歩いているような勢いで
異国で余暇を満喫する為の種には事を欠かない。
翌日も朝起きて朝食のパンを食べながら
昼まで、荷物整理したり、ネットで調べもの、
あとはストーンオーシャンの続きを読んだり
と過ごし、昼から町歩き。
いつも通る一环路北四段と解放路二段の
交差点の地下鉄工事で水道管でも破裂したのか
水浸しに成っていた。
この足で中心街まで歩いた
星巴克咖啡で少し贅沢だけれども
考え事が非常に良く進んでまとまるので
ゆったりしたソファに座って
美式咖啡の大杯をすすりながら物思いにふける。
今日は火曜だというのにさすが大都会
中心街はまるで週末のような人出。
1時過ぎまで歩いて疲れ
帰り道いつもの清真(qing zhen)の食堂で
牛肉炒刀削面(niu rou chao dao xiao mian)
で昼食。
部屋に戻って、荷物を少し整理したり、
自転車を梱包する箱は明日、町で調達してくる予定で
後は部屋でJOJOの続きを読む。
夕飯はインスタントラーメンを荷物を減らすため
手持ちの食料から出して消費。
その後、またJOJOの続きを最後まで。
飛呂彦先生の作風は大好きで、独特のタッチの絵
が気に入っていた、第2部 戦闘潮流(柱の男編)の
くらいのタッチが一番絶頂だと個人的に思っていて、
その後、第3部 スターダストクルセイダーズ
辺りから、タッチが変わってしまって残念に思っていた。
さらに、4部 ダイヤモンドは砕けない〜 5部 黄金の風
に成ると、スタンドの能力が込み入ったりして難解すぎることが
あったり、絵があまりにも個性が強すぎて状況が分かりにくくて
5部以降はほとんど読んだ事が無かったけれど、今回、
思わない時間を得て、読んだところ、
さすが!!天才!!飛呂彦先生!!
ストーンオーシャン、良かった!
メイド・イン・ヘブンの能力、それに伴う
天国へ行く手段は
ニーチェのツァラトゥストラが語った『永劫回帰』や
『超人』を彷彿させる。なぞらえてあるのか?
天才同士引き合って必然的に同じ
考えにたどり着いたのか?
終わり方も良かった。これは
永劫回帰とは違ってくるが、それぞれが
1巡目とは違う行き方をして、マンガそのもの主要な設定
が一度リセットする形で後に続く7部、8部へと
つながって行く。
絵のタッチはやはり、1部から来て2部が一番
大好きで、是非、宇宙に飛ばされたカーズが復活する
ストーリーをどっかに作って欲しいと思っているが、
さすが天才飛呂彦先生と思わされた。
しかし、同じ時を操る(最強の能力)スタンド同士
ザ・ワールドのディオ、キング クリムゾンのディアボロスと
メイドインヘブンのプッチ神父、スタープラチナ
・ザ・ワールドの承太郎がやり合ったら誰が一番最強
なのか?
今日は、夜更かししてしまったなぁ。
2017年6月26日、走行0km。
2017年6月27日、走行0km。
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