適材適所

30日のフライトまで成都で過ごす日々は
今日を入れて2日と成った。
今日はフライトに備えて自転車や荷物を梱包するための
段ボール箱を今日は確保するため
午前中9時前から町へ。
最初に断っておくけれど、写真をもっと
撮りたかったけれど、本人が精神的にいっぱいいっぱい
だと、客観的に物を見る(写真撮ったり)ことが
出来なく成ってしまうため、写真んがほとんど撮れず。
これが反省材料だが。。。。。
さて、
最初に行ったのは、中心街側の自転車屋が軒を連ねる
一角。翻訳アプリの入ったタブレット片手に行ったは
いいが、ざっと見たところ、自転車が入っていた段ボール
が見当たらない。奇麗に処分してしまった後なのかどの店も
、結局5〜6軒、「自転車の段ボール箱を売って下さい」
という日本語の中国語訳を見せたが無いとの事。
今思ったけれど、訳す前の日本語が良くなかったのか?
翻訳アプリが旨く訳してくれてないのか?
多分、意味が通じなかったのかな?
言葉が行けないと、こちらの意思が旨く伝えられない
ので本当に面倒に思う。ドギマギする。
ちょっと心が折れそうに成りながら、
町を戻るように歩く、歩きながら他に
大きな段ボールを扱ってそうな店を探す。
最初に目に飛び込んで来たのは家具屋街
ざっと見てみたけれど、店舗には段ボールは無い。
それに中国の店舗ってバックヤードとかが無い店が多い、
だから、すぐに処分してしまうのかな?
次に向かったのは大型家電を扱う店が並ぶ通り
ざっと見回してこちらは行けそうな雰囲気。
大きなテレビや冷蔵庫など梱包を解く前の
製品や、解いた製品。在庫がたくさん置いてある
今度は、「自転車を梱包するので不要な段ボール
を売って下さい」という文を翻訳させてみせた。
一件目、無いとの事
二軒目、同じく無いとの事
三軒目、無い
四軒目、店の人が振り返りもせず、
物乞いかなにかと思われたのか?首を左右に
振って、無視された。
五軒目、無いとのこと。
これだけ店舗が並んで要らない箱くらいあるだろ!!
という気持ちが抑えられなかったが、多分
アプローチが悪いのだろう。
諦めて次へ。
その後、ウォルマートのバックヤード的なとこは無いかな?
とか、町を色々見ながら歩いたが、大きな段ボールがありそうな
店は無かった。もうすぐ11時だ。
宿に帰るように歩いて最後に宿の側に給湯器やキッチンを
扱う店が並んでるからそこで聞いて無しなら一旦宿で
作戦を練り直そうと思っていた。
そしてその前に、いつもとは反対方向に
町を北の方角に行ったあたりに自転車店が数件
あったのを思い出して、行ってみた。
ジャイアント(台湾の自転車メーカー)ショップ
だった。
さっきと同じ訳文をみせたら、店の人の反応は
傾聴しようとする態度が満点。
これは行ける!と思って、
思わず英語でI’m going to return to Japan by airplane.
日本に飛行機で帰るので。
と言ったが通じず。だけれど、外国人だと言う事は
分かってもらえたようで、タブレットの言語を見て
向こうがスマートフォンで日本語訳機能を使って
「日本語で話して」とスマホをこちらに差し出して来た。
そこで、「日本に帰るので段ボール箱が欲しい」と
言うと、分かってくれて、大きいサイズだけど良い?
と言ってみせてくれたのがドンピシャリ、俺の
探していた自転車の入っていた厚手の丈夫な箱。
タダでくれそうな感じだったけど20元払って
ありがとうを言う。
「また、中国に遊びに来て下さい」と
思わぬ歓迎の言葉をもらった。
教訓、やっぱり、餅は餅屋。自転車の事なら自転車屋。
それと、世の中いろんな人間が居る、全く相手しない人
相手してくれても我関せずの人、相手もして助けてくれる人。
こうしてちょっと苦労したけれど最後には無事ゲットして
宿へ戻る。
戻ってチャリを分解しはじめた。
作業をしてると宿のスタッフの女の子が側に来て
見ながら、色々話しかけて来た。ここはユースホステル
なのでスタッフのほとんどが英語を話す。
何してるのか?から始まり、どこへ行くの?
いつのフライト?何か手伝う事ある?
作業をしながら話してた。
一番助けて欲しい事は、フライト当日の空港への
アクセスをどうするか?大きな荷物の載せられる
様なタクシーを手配してくれないかな?
それが無理なら、どこでそう言った大型のタクシー
拾えるか教えて欲しい。と話していたら、
別のスタッフが数人代わる代わるやって来て
そのうちの一人が、フライトはいつで何時?
と聞いて来た。明後日で朝の8時半の便。と答えた
向こうが、あなたの荷物が大きいから、普通のタクシー
じゃ載せられない、その荷物を運ぶなら、荷物の料金も
含めて空港まで90元かかると言って来た。
こちらはいくらか買っても行かなくては成らないので
良いよと答える。
すると何やら受付の方で誰かと話し始めたスタッフ。
それを尻目に梱包作業を進める。
が、やっててびっくり、知ってはいたが
荷物が多い。これで全て丸く治まるのか?
結局、持っていた梱包用のテープが無くなってしまった
ので、買いに行かなくては作業が続けられず、
時間を見たら1時半。お腹もすいて来たので
昼食をたべに行きながら、テープを買いに。
朝飯を何も食べずコーヒーで済ませていたので
ここはガッツリ
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回锅肉!
何がガッツリかというと行きつけのこの店
おかずの回锅肉は18元で
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小さい茶碗5〜6杯分はある白米が
1元で食べられるのだ。
豚肉、ニラ、ピーマン、豆板醤。
辛くないし美味しい。
さて、ちょっと遠いけれどこの後
また沃尔玛(ウォルマート)まで行って
(だって、外国人でテープ売ってる様な店舗の場所
を知らないので)透明の梱包用テープを購入。
宿に取って返し作業再開。
蚊に刺されながら、梱包を続ける
自転車を入れ、極力、鞄や鞄の中身も
この中に隙間を見つけて入れて行く。
なんとか鞄1個を残して梱包を終えた。
そして、さっきの女性スタッフに
タクシーの件聞いてみたら、
読んでくれるようで、30日まで1泊ぶんの
延泊手続きと支払いとともにタクシーの手配と
料金支払いまで済ませる事が出来た。
ここまでやっとけばひとまず安心。
あとは手荷物の超過料金だけか。心配なのは。
梱包出来たけれど量る手段がないので一体
何キロあるのか?持ってみた感じはかなり重い
基準が無いので推測すら難しい。
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残ったバッグ残りのすべてを詰め込んで
完成。
と1階のエレベータを出たところの脇に体重計があったのを
思い出して、後で量ってみた。
大きな自転車が入った段ボールはラッゲッジルーム
に入れてしまったので計測出来なかったが、
残った機内持ち込み用のバックパックが
全部で9キロ(13〜5はあると持った感じ思ったけれど
分からないものだ)。
 そして、もう一つの、受託手荷物のほうが16キロ(
こっちも、20〜25くらいはあると思った)、だった
意外と自転車の箱も持った感じ重そうだったけれど
そんなに重くないのかも。。。。
 夕方までネット仕事して
夕飯に清真(qing zhen)の店で
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孜然牛肉盖浇面(zi ran niu rou gai jiao mian)
クミンを使った牛肉とタマネギの炒め物の乗った面。
その後、
宿で再びネット作業。
成都の生活も後、明日1日のみとなった。
2017年6月28日、走行0km。

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