翌朝、早めに、未だ薄暗い6時に走り始めた。
風がまた、昨日のような状態にでもなれば
今日のウルムチ到着は難しくなるだろう。
ウルムチでの宿はネットで予約してあったので
なんとか今日着いてしまいたい。
走り始めて渓谷を川沿いに登って行くルート
きのうの野宿ポイントで標高800m
それが徐々に登って行き
渓谷を出る頃には1130まで上がっていた。
达坂城(da ban cheng)という町を遠くに見下ろしながら
気持ちのいい天気の中走る
風は渓谷をでてしばらくすると吹き始めたが
そんなに強くないので時速13kmくらいで進む事が出来る
が、絶えず吹いているので漕ぐのが疲れる
自転車の最大の的は風だと今の自分は強く思う。
色々な負の要因、雨、寒さ、暑さ、上り坂、雪、悪路などなど
あるけれど、向かい風があるいは横風が絶えず強く吹いていたら
前に進むのに半端無く苦労するし疲れるからだ。
ま、それを思ったら今日のそれは優しい方なんだろう
風力発電の風車が目に飛び込んでくると
嫌な予感がよぎる
昨日の最強風ポイントも風車がたくさんあった。
わざわざ風の通り道に道があるという現実をのろいながら
走る。が、原動機付き乗り物には関係ない様。
遠くに駱駝が
野良?
人間が周りに居なかった。
放牧でもしてるのか?
結局、なんだかんだ午後4時頃には126キロ走って
乌鲁木齐市内に入った
大きな町であるけれど、成都と比べれば可愛いもの
しかし、町に入ってから、お腹の調子が悪くなり始め
宿について一息するも
良くならず、下痢気味は下痢気味だったけれど
出しても腹が痛い。
昨日買ったパンがどうやら犯人のようだ。
せっかく休憩する町に着いたと言うのに、
その日は晩までというか夜中もお腹が痛くて
起きた。かといって吐き気も無い。
翌日、起きて治ってれば良いなと思いつつ
眠りについた。
2017年7月19日、走行、126.18km
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