朝、宿を出る時、天気がどうも芳しくなかった。
がこんなところで延泊していてもする事無いし。
出よう。と言う事で出発。
国境まで30数キロ。
途中案の定雨に降られ雨降りの国境越えとなる。
国境では自転車からはなれる事無く、窓口でパスポート
提示してスタンプをもらいギリシャ側へ。
しかし、ここの国境、換金施設も両替商も無い。
トルコリラがまだ6000円分くらいある。
もうくる予定ないし困ったな。
ギリシャ側も自動車の通るレーンの窓口でスタンプをもらって
欧州連合加盟国のギリシャへ。旅に出て28カ国目。
こちら側にも換金施設無しATM無し。
仕方なしに走る。
国境を出るとすぐにハイウェイ調の道を行く。
他に道が無いのでコレを走ってると、道路公団の
車に出会った。丁度最初のインター付近で。
中から男性が降りて来て、どこまでいくか?と
英語で聞いて来た。テッサロニキと言うと
分かったというふうな相づちとともに、
「それならここでこの高速を降りて別のローカル道
をいってフェレス〜アレクサンドロポリ〜
と進んで行きなさい。ここは自転車走ったら駄目だから」
とのこと。
高速しかなかったから仕方ないが、指示に従って
下道へ。フェレスという小さい町を過ぎる
水道橋の残骸のような
ギリシャ正教の教会。
しかしこの町、規模が小さいので道に
銀行もATMも見当たらず。。。。
通り過ぎる。
しばらく走って夕方頃アレクサンドロポリという
大きな町に入った。
街中にATMを発見。
ユーロを引き出す。人生初ユーロだ。
すぐ隣が近代的なスーパーマーケットになってた
のでスーパーで行動食とコーヒーを買い足して
さらに進む。手持ちの調理用ガソリンが少ないので
郊外のスタンドで買おうとしたら、
見事に断られた。
え〜、トルコに続いてギリシャもめんどくさいのか?
と、意気消沈しながら、最後に現れたスタンドで
駄目もとでトライ。
が、自分の前に車で来た他の客がポリタンクに灯油、
ペットボトルにガソリンを買っていた。
店のおじさんに自分の燃料ボトル見せてガソリン、ベンジン
といったら、分かった分かったという好感触。
あっさり売ってくれた。
店によって対応はまちまちの様。
その後走って、ちょうどいい野宿場所を
丘の上に見つけてキャンプ
食料は昨日、トルコ側で買って来ていたので
今日買ったガソリンで自炊。
ギリシャの旅が始まる。
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