ストルガで2泊リフレッシュして一路アルバニア国境を
目指す。
ストルガの町から国境までは13km程。
国境が峠の頂上付近にあってそこまで
300m位を登るルート。
国境は閑散としていて出国手続きも
入国手続きも簡単に済んだ。
が、しかし、またしても国境に両替所が無かった。
残っていたマケドニアディナールはこんな事も
想定してほとんど使い切って100円前後の残額
だったのでよしとしよう。
国境の峠を越えると
左手にオフリド湖を見ながら大きく視界が開けた
マケドニアは山岳国家だったけど。
アルバニアも結構山がちなのか。
なかなかの絶景。
でも標高は1000mそこそこ。
天気も上々でこんな日は走っていて気持ちがいい
そのあと一気にダウンヒル
ずーっと谷間を行くルート
途中、工場の廃墟や
戦争時代のトーチカなどが。
国境に両替所も無かったので
アルバニアのお金を持っていない。
ATMで引き出すのも、2日で走り終えて
フェリーでイタリアへ渡るつもりだったので
手数料取られたり使いきれなかったりを考えると
このままフェリーの出るヴロラまで行って
ヴロラの宿は手持ちのユーロで払って
足りない分は町の換金所でドルを両替しようかと
思っていた。
この日はだから宿も取らず100kmくらい
行ったところに現れた川の側の雑木林でキャンプした。
翌朝、目的地ヴロラまで90km程
ほとんどフラットなルートを行く
ヴロラ手前に高速が現れて
そちらへ入る
自転車は駄目よの標識があるけれど
こっちの方が路肩も広く道も奇麗で
交通量少なくて走りやすいのでこちらを行く
さっくっと走ってヴロラへ
ストルガでネットで見て予約しておいた
宿を探して、見つける。。。。
も看板も何も無い。民家が並ぶ通り
確かにここなんだけどとウロウロしてると
一軒の家からおばちゃんがこちらを伺っている
話しかけると、どうもここのようだった。
中に入れとジェスチャーで促すおばちゃん。
全く英語も通じない。
ジェスチャーでやり取り
荷物を入れろと促され、
お金を払いたいけどユーロで払える?
と聞くがどうも無理っぽい。
がユーロしか持ってないと見せると
渋々応じるが、自分の渡した50ユーロを
しきりと偽札ではないか?と疑うようなそぶり
をして、しきりにこちらの顔色を見てくるおばちゃん。
どんな宿だよ!オイ!
結局おばちゃんがあまりにもユーロでおつりを払うのを
渋るので、両替して来て払うから後で良いか?
という事を理解してもらうのに、娘に電話して
(娘は英語がわかるようだったがかなり怪しい英語)
通訳してもらって、了解をもらって町へアルバニアの
お金をゲットしに行く。
いろいろ考えたけど、明日フェリーで出てしまうので
高額紙幣(50ユーロや100ドル)を換金する
よりもATMで小額引き出す方が無難と判断し
宿代プラス今日の食費分を下ろす
宿に戻って、おばちゃんに1700アルバニアレク
を払おうと2000渡すと
何故かおつりが125しか戻ってこない。
最初1700と言いながら
おいクソ婆。
結局、クレームを言うのも面倒なので
そのままにしておいた。
その後スーパーへ買い物へ。
今日の宿もキッチンがついていたので
自炊するつもりで自炊するような食材を
購入。豚肉や卵、野菜など
そして宿に帰って自炊しようかと思ったら
なんと!
コンロが無い。キッチンはある。
確かにある。立派なキッチンが
しかしコンロが無い。コレではキッチンが
つかんえんから意味ないやろ!!
しかもこの宿、まさかのネット無し。
本当に0点の宿。
仕方が無いのでトイレで自分の自炊道具を
出して来て米を炊いて、豚肉を焼く
自分のアウトドア用コンロは音が大きいので
気を使う。部屋(バストイレだが)で火を使って
るのがばれるとヤバいかなと思って気を使うし
肉を焼くと匂いがでるしなあなんて。
なんとか、買ってしまった卵もゆで卵にして
消化する事に。
ネットが無いので近くのカフェまで足を運んで
イタリアの宿の予約をしたりと
結構忙しかった。フェリーのチケット
もお金を下ろしに行った時にターミナルで買って来た。
しかし外れの宿。
夜は寒いし。外より部屋の中が寒いってどうなん?!!
明日はフェリーでイタリアへ
2018年2月5日、走行111.92km
2018年2月6日、走行95.53km
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