バルセロナへ

スペインに入って2日目、
今日はバルセロナ、スペイン第2の都市を目指す。
ずーっとイタリアのトリノ以降毎日走り続けて、
フランスの地方都市、ギャップ以降、7夜キャンプで
繋いだ1週間。
バルセロナで、やるべき事は自転車の修理、観光、
ネット仕事、洗濯、充電と満載だ。
とりあえず3泊する予定でおよそ130kmを走る。
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お昼頃現れた海岸線沿いの道のスーパーマーケットで
買い物して、昼休憩。
スペイン産のビールEstrellaで昼ビール。笑
その後すぐに現れたマクドナルドの店舗に
近づいて無料で飛んでいるWi-Fiに接続して
宿を探して予約した。
後は宿まで走るだけ。
その後バルセロナの町に入ったけれど、さすが第2の都市
と言うだけあってデカい。
けれど、自転車の専用レーンが完備してあって安心して
走っていられるのでいい。
宿は中心街より6km程西に行った辺りの街中の建物の
2階部分にあるホステルだ。
中南米の旅以来久しぶりに話すスペイン語。
なんか、ぎこちなく、たくさん忘れてしまった様だ。
受付でスペイン語で話しかけると、対応してくれた
女の子がいろいろ説明してくれる。話すほうよりも
聞く耳のほうが健在で、言っている事が分かるのが嬉しい。
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大きなテラスと共有スペースのあるホステル
ドミトリーの寝室は10人部屋で窮屈で本当に
寝る為だけって感じだったけれど。
何故か韓国人旅行者が多く、宿のいろいろな
説明書きもハングルが表記してあったりと謎な宿。
着いた日は自転車屋の場所を調べたり、パーツについて
調べたりしていた。
専門的な話になるけれど、自分の今回故障した、
リアディレイラーのシフター、自分の自転車は9速という
後ろの駆動輪のギアの切り替えが9段なのだが、自転車を
作ったのはかれこれもう9年も前になるので、その当時は
9速が最新だったんだけど、現行の最新モデルは2段増えた
11速。9速や10速はもう過去の遺物で補修部品も
10速は知らないが、9速はチェーンやギア等は消耗品
として考えられるため交換部品が販売されているのだが、
その他の部材は廃盤になって全く同じ部品はもう売られて
いない。自分の場合を調べたところ、今回壊れたXTRという
シマノのマウンテンバイクのコンポで最高グレードの9速
のシフターは後継機種というか部材が同じグレードではもう
無いため、3つ下のグレードになるdeoreというクラスの9速
シフターが交換出来る部材になると言う事。
そして、行こうと目星を着けた自転車屋のHPを見ていたら
このdeoreの9速のシフターを取り扱っているようだったところまで
突き止めた。
翌日、営業時間の30分くらい前に宿を出て自転車で向かう。
スマートフォンを(自分の場合タブレットで大きいため)外出時
に持ち歩かないので結構迷って、やっと見つけて中に入った。
決行大きな店舗のprobikeという自転車屋。
レジのところにいたおばちゃんに
修理を頼みたい旨を説明すると
修理は2階に行けとの事。
自転車を持って2階へ行けるか?と訪ねると
もちろんとの事で店内を行く。
店内には自転車走行レーンがある様な店舗で
2階へのアクセスも緩やかなスロープがつづら折りに
なっている。なかなかやるな。
2階の修理受付窓口で並ぶ。
他にお客が2人ほど待っている。
自分の番が来て、故障した部品を見せて
コレを交換して欲しいという。
店員が、故障してるのか?交換してしまっていいの?
というので、もう壊れちゃってるから、新しいのに
変えたいと説明する。在庫を確認してくれて、
出て来た部品が、自分が昨日ネットで調べたdeore
のシフター。
すぐにお願いしていつ出来るか聞く。
明日の午前中にはという返事をもらって快く
お願いした。
翌日、
バルセロナ最終日は観光。
バルセロナと言えばガウディ。
ガウディと言えば、そう、サグラダファミリア。
自転車旅が身に染み付いてしまって観光には
腰が重くなってしまっている自分だが、この日は
自転車をもらいに行くまで時間があるので、その前に
重い腰を上げて向かう
もちろん徒歩で!
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歩く事1時間程で
見えてきました。
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そばに行くと結構デカい
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時間は9時前、オープンは9時からの様で
チケットを買う必要がある様だが、入り口の全く
反対側にチケット販売ブースがある様で分かりづらい。
警備していたお兄さんにどこでチケットが買えるか聞いて
チケットを買った。大人一人18ユーロ!(2400円)
とバカ高い。
がせっかく来たので購入して中へ
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確かに見応えのある大きな教会。
だが調べてみると作られ始めたのが136年程前
と比較的新しい。
コレでバルセロナと言えばここ!というような観光名勝
となって世界遺産にもなってしまって、
地域の大きな収入源になってしまうのだから、
今から140年後の未来を見据えて、地域振興のために
どこでもいいけど、こんなのを作り始めちゃえば良いんじゃ
ないかな?と思った。
そうすれば、帰りに一息、近くのスタバ(星巴克珈琲)
でアメリカーノ(美式珈琲)をとなるでしょ。
(最近ピンインがツボの自分である。)
これでまたお金が地域に流れる。
帰りに全く反対方向だけれど自転車屋へ向かって愛車を迎えに。
71ユーロ程、工賃込みで掛かったけど、コレでまた旅が
続けられるのであれば、高くない。
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バルセロナの休暇。

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