ご褒美ダウンヒル

翌朝朝食は８時にしてくれと宿の人に頼まれた。
宿屋の人間は早く起きられないのはモロッコの常識。笑
朝、７時までベッドでゴロゴロしていて
８時前まで出発の支度。

ちょっと風が吹いているが気持ちのいい晴れだ


８時に朝食に向かう
案の定、宿の人間は2人居て、年長の方は未だ寝ていた。
若い方の宿の従業員が出て来て朝食食べる？
と聞いて来たのでお願いする。

搔き込んで８時半過ぎ
お礼を言って
部屋に戻って自転車と荷物を出して出発


ここから正に下りが始まる。

少し下って下を見遣ると
グニャグニャと曲がって幾重にも続く

つづら折りの下り坂。


絶景だ。南側からの方が登りが急峻の様だ。

ご褒美タイムである。


３度アトラス山脈を縫うように越えたけれど
この最後の峠が一番爽快な眺めだった。

その後３０km程下り坂が続いて
後はフラット。向かい風が強い中残り６０km
走ってタルーダントの町に着いた。
宿が沿道沿いに見つからなかったので
旧市街の中に入って行って見つけた宿に投宿。

夕方まで洗濯したりシャワー浴びたり
雑務。
ラマダン中でまだ飯屋はやってないので
商店でフランスパンを買って
部屋で自炊。

いや〜、ダウンヒルがメインだったが
向かい風で意外に疲れた１日だった。