今朝、ステイ先で朝食を取りながら、テレビを見ていた。
僕が朝、食堂にくるとサンドラ(家主)が聞いていたラジオをとめて「テレビをつけていいよ」って言ってくれる。
僕のお気に入りは7時から始まるTVE、テレビエスパーニャ。スペインのニュース番組。時差があるので本国ではたぶんお昼のニュースだ。
ニュース番組の人たちは超がつくほど早口で話す。ゆえに最初見たときはさっぱりといっていいほど意味不明だった。しかし、4ヶ月も経つとだいぶ耳が慣れてきて呪文のようなスペイン語の響きが耳に心地よく拾える単語も増えてきて、内容もなんとなくだが分かるようになってきた。
8月15日。日本の東京で終戦記念の式典が行われたニュースが流れた。今日は耳がさえていたのか、はっきりとキャスターのオネーサンが話すマシンガンのように放たれる文章が分かった。少し感動した。
不思議な気分だった。65年目の終戦の日に、グアテマラの家庭で見る日本の終戦記念のニュース。靖国神社の映像とともにスペイン語のアナウンスが流れ。そのニュースを台所で耳にしたサンドラが「今日は終戦の日?」っと僕に話しかけてきた。
日本人宿の庭にて埋めたパンを警戒するボビー。
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