自転車乗り(チャリダー)とバックパッカー。

自転車をケツァルテナンゴに封印してあるので、今回のメキシコシティやカンクン・キューバは
バックパック?(いや、僕のはタカハウスのオーナー、タカさんに借りた小さなデイパックだ。
だから、デイパッカーと言うのが正しいのかも。)
旅行になった。
当然、移動はバスだったり、飛行機、タクシーと人の力を借りる。当然、公共交通機関
は時間があって、自転車旅と違って、時間を待ったり合わせたり。自転車旅しか知らなかった
自分にとっては新鮮なことが多く、発見も多かった。
まず、バス会社でチケット買ったり、バスをどこで待ったらいいか聞いたり、何時に出るかとか
ホテルは何時までにチェックアウトとか、人に聞いたり、スムーズに時間に間に合うように
段取りしたりと結構気を使う。チャリなら自分の好きなときに出て、好きなときに休めて
しかも、1日の走行を終えた後、心地よい疲労と限りない充実感を得て、うまい夕食とビール
にありつける。
もちろん、双方、よい面、悪い面があるのはよく分かる。
今回感じたのは、バス移動だと、人の力を借りるから、現地の人と会話する機会が多くなるということ。
これは、旅の醍醐味として十分条件ではないだろうか?
でも、逆に乗り物に乗ってしまったら後は座っているだけ。移動が長いと眠ったりと、気がついたら目的地についていた。
自転車乗りの観点だけど、せっかく海外の見所、世界遺産とか廻るのに、簡単に気がついたら着いていたなんて
かなり味気なかったし、同じ景色を見ていても感動の度合いがかなり違うんじゃないかなぁ。
その、反面自転車移動は孤独なことが多い。他の旅行者とは明らかに移動速度が違う。
いいときも、悪いときもあるけど。
でも、やったことの無いことをやることでその世界の人の感覚や思いを知ることが出来た。

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