今日は走るゾ!
と意気込んで朝7時に宿をでた。
滞在していた宿は宝安区という一番西の端っこだった
ので、今日はそんなに町中走行が続く訳じゃないので
助かった。とは言っても大都市なので最初の25キロくらいは
ひたすら町中。だが、朝も早いし春節期間ということもあって
通りはそんなに混雑していなかった。
今日のルート上に大きな「獅子洋」という川幅5キロくらいの川が
立ちはだかっているのだが、ここに橋がかかっている。
が、しかし!
コレは自動車専用道路の高速の吊り橋なので
自転車は通れない
この橋を渡れないとなると次ぎにある橋はこの橋の
川上、40キロ程向こうになる。
この渡れない橋までが50キロ強。
橋を渡る為に90キロの回り道となる。
か?と思っていたけど
57キロ地点に
どうやら河渡しの船が出ているようだ。
コレならいい、
が、今日はやってるのか?いくらするのか?自転車は乗れるのか?
ネットで調べたけどよくわからない。
どうやら、チャリで乗ってる人がアップした写真とかが
出てたのでチャリは行けるようだが、
ま。行ってみるべ。
と走ること省道358号。
57キロ走るとフェリー乗り場が。
車は並んでいたけれど、自転車、歩行者は
フェリーが着く桟橋の手前まで行って待っている様。
ということで僕も並ぶ。
他にも自転車で走ってる若者が居た。
向こうに見えるのが渡し船。
15分に1回くらいのペースでやってくるみたい。
しかし、並んだはいいがチケットも何も買ってないし
他の人も買ってる様子は無い。
定員が決まってるようで、1隻目は見送って、次の便
で乗れた。
日中はもう、日が照ると初夏の陽気で暑い位だけど
船上は風が強くちょっと寒い。
遠く向こうの方に見えるデカい吊り橋
あれが高速の橋。しかしよくあんなデカい
吊り橋を造ったもんだと感心してた。
向こう岸に渡った後、
船を降りたところでもお金は払わない
どうやら無料の渡しのようだ。
そこからまた、海岸線の方に戻って走りたかった
が、この辺りは大きな河の中州がいくつも有るようで
橋がいくつもかかって繋いでいる。
やはり、中には自動車専用の道があって通れない
ものもある。
そこでMapでルートを探して
走って行ったが、途中橋が工事中で通れない箇所
が80キロ強走ったあたりで現れた。
しかたがないのでマップで別の橋を探すが
北に行くとかなりというか今走ってきた道を
戻ることになるし海岸線から遠ざかる。
南に行くと橋が有るのか?
そこで、橋の手前で番をしていた公安の
オッサンに身振り手振りで聞いてみた
が、やはりこの橋は渡れないとのこと
そして南を指差してあちらに行けと言っている。
公安のオヤジが言うのなら。信じて
走ること5キロ。確かに橋があった。
その橋を渡って向こう岸へ。
そして渡れなかった橋の反対側へ行こうと
北上するも。何と!ここも中州の島であの渡れなかった橋の
向こう側とは別の中州の島で。橋が架かってない。
マップで見てもここからは袋小路で向こう側には行けない!
はあ。
仕方なく来た道を戻って渡れなかった橋に戻ると20キロくらい走っていた。
こうなると来た道を戻ってさらに北上しないと西には進めない。
もうこの時点で走行は100キロを超えていて、来た道を戻る
切なさと、20キロも無駄に走って戻ってきたことでかなり疲れて
ヘロヘロになっていた。が、ここいらは町が傍に無い。
ので宿を取るにも町へでないと。
ということで、そこから30キロ走ってやっと宿のある
町を発見。
ヘロヘロ。
今日は橋に泣かされました。
本日の走行131.03km。
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