翌朝、宿を少し早めに出た。昨日は100キロ進むつもりで居たが、
峠越えが2本で疲れてしまったので早々に切り上げたので
本日はガッツリ進む予定。
宿は隣で食堂もやっていて、宿のおばちゃん曰く
「朝飯をここで食べて行け」と、しきりに言っていた。
そう言われると俺の性格上、天の邪鬼なのでここでは食べない
選択を。
ほんのりと暗さの残る朝もやの中走り出す
宿は峠を登りきってちょっと進んだところに現れた
ので標高は1100くらいあった。
そのせいかやはり朝は寒い。
仕舞い込んでいた冬用のアウターを取り出して走り出す。
しばらくすると町が現れた、
そこの食堂で朝飯のフォー。
マップで確認すると今日はずーっと下りで70キロ
300mくらいまで下がって、その後800mまで登るルートのようだ。
町を抜けて行くと一変し眼下に絶景が広がる
何とも南国らしい景色の中、
気持ちいいくらいの天気と日差しに恵まれて
50キロ地点までずーっと下って行った。
それからの20キロ程は川沿いに走るフラットな街道
この日も欧米人2組とすれ違った。多分、東南アジア
ベストシーズンなんだろう。
そして再び登り始めた頃出てきた町の
食堂で昼食。
食堂の猫がお腹をすかせてにゃ〜にゃ〜アピール。
どうやらお腹に子供がいるようだ。
そして、午後の走行。
思った程きつくなく、峠をクリアして町へ
峠を過ぎると緩ーい下りが続いており、
この日ソンラまで行きたかったけど、手前20キロあたりで
現れた小さい町でギブアップ。
宿にチェックイン。
部屋に荷物を運び込み、シャワーを浴びて
飯を食べに出ようと1階に下りて行くと
まさかの閉め出しならぬ閉め入れに遭う。
コレ完全にしまって
ません?ますよね??
どうしよう?夕方4時。お腹へってるんですけど。。。
いつやどの人帰ってくるん??
待つこと20〜30分くらいだったろうか?
それくらいに感じた。
小さい子供を幼稚園に迎えに行っていたらしく
チェックイン時に対応してくれたお母さんが
帰ってきて、俺を見るなり大笑い。
俺も大笑い。
やっと町へ飯に。
今日はバイン ミーにするっぺ
と思い屋台でバイン ミーを4個注文
帰りにビールを買って
部屋で晩酌と夕食。
本日の走行112.64km。
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