朝、6時に起きて、7時にまでに支度して
宿のフロントに延泊申請。
多分午前中で遺跡巡りは終わるだろうが、
スラエムの町から遺跡まで30キロ
往復60キロを空荷で荷物を宿に置いて
行くつもりで、戻ってから次の目的地へ
行くなんてハードすぎるし、なにぶん、次の国、
ベトナムビザのスタートまで7〜10日程カンボジアを
予定よりも余分に過ごさなくてはならないので
延泊して、午後は部屋でネットしたりゆっくり
するつもりで出た。
通りすがりに、屋台でサンドイッチを2本買う
コレが結構なボリュームで1個で十分な感じだったけれど
自転車乗りの食欲は半端ないので
見事完食し遺跡GO
昨日は珍しく曇っていたので涼しく、走れた
のだが、本日は見事な青空の広がる快晴!
途中に現れた池が奇麗だった
遺跡のある山というか高台の麓にある
チケット売り場でチケットを購入
一人10ドル。
しばらく西に走ると
右に登る道が始まる
6キロくらいの道のりで
600m強の高台まで登る。
今日は荷物がハンドルバッグだけなので
楽勝だろうとトライ。
ちなみに、チケット売り場からバイク輸送
もしてくれるみたいだが5ドルとられるとのこと。
せっかく自転車で来たから、自転車で上りたい!
が、最初の方はまあ、きつい傾斜ではあるが全然
マシだったが残り1キロくらいで現れたのは
傾斜45度くらい有るんじゃないの?と言うくらいの
鬼坂で自転車で意固地になって登ろうとすると前輪が
浮いてしまうので漕げない。
考えて超前傾姿勢になってトライしたが、
5mくらいは登れたがいつ転ぶか分からないくらい
ふらつく危ない。で、手押しで降りて押すが
押すのがまたしんどい。
コレを1キロ程やって汗だくになってやっと遺跡へ
入り口付近には売店が並んでいた。
北側の参道。
ナーガのある欄干はアンコールでもおなじみだ
その北には階段がずーっと降りて行っているが、
あちらはタイ国境で、現在は封鎖されていてタイ側からは
来られないとのことだ。国境問題でどちらの所有かで
長年もめてきたいわゆる国境紛争地域で現在は
カンボジアのものということで落ち着いている?
ようだが。。。
立派なナーガ像
周りには何も無い断崖のような丘にあるので
見晴らしがよく景色がきれいだ
消えかけたレリーフも味があって美しい
青空とのコントラスト
遺跡が映える
ホント天気に恵まれて、光が鮮やかに映し出す
沐浴場かな?
登ってきた参道を見下ろす
いくつも門のような建物ををくぐってまた参道
アンコールワットにあったような格子窓
木が生えたらもうラピュタ感が半端ない。
この遺跡、世界遺産の割には、未だそんなに整備も
されていなくて、訪問客も多くない。
麓にでも拠点になる町でもあれば宿やお店ができたりと
なるのだろうが、アクセスが悪いし、国境紛争もあって
まだコレからなのだろう。
人少ないぶん、辺境に有る分、立地が良い分
とても良かった
中央の祠には仏様
で、ここから外に出ると
遺跡はこんな感じで
反対側は
断崖絶壁
こんな絶景。
おさるさんだっているさ
で、遺跡入り口まで戻ってきたよ。
ここからまた愛車に跨がり
激、いや、鬼激坂を下る。
ブレーキ掛けても滑って行くんですから。
小石が転がって行くんですから。
帰りにビール買って帰りました
本日の走行、空身にて62.30km。
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