イミグレーションが何時からやっているのか
分からないが、8時過ぎならやってるだろう
との判断でいつもより1時間遅い8時出発に合わせて
支度をする。
宿の外で自転車を出そうとしていると
駐車係が奥の方に止まっていて手前にバイクがたくさん
止まっていて出られなくなっている俺のチャリをみて
「one dollar 」
と連呼している。
こいつは、アホか?
なんで止まった宿でチャリ出すのに
お前に1ドル払って出さなきゃなんんでーんだよ!
と半切れ気味に日本語で「俺が自分でやるからいいよ!」
と言ったら、去って行った。
さて、気を取り直して
出発
やどから数キロで
向こうに見えるのがカンボジア側のイミグレーション
建物の外で手続きが出来た。
チャリもすぐ側にあって安心出国手続き。
あっさり出国スタンプをもらって、
ベトナム側へ。
道路の行く先正面に見えたイミグレの建物が
トタン板のバリケードで塞がれていて
進路は向かって左方向に進む。
進んだ先に現れた大きな建物(多分ホテルかカジノの廃墟?)
で臨時イミグレオフィスがあった。
なんか工事でもしてるんかな?
外に自転車を止めて中へ入る
他にも観光バスが何台もやってきては
乗客が降りて手続きに向かっている
自分もその中に混じってすすむ
外国人レーンと書いてある所に並ぼうとするも
そのレーンのブースに係官は居ない。
ので、隣のよくわからないブースへ並ぶ
自分の番が回ってきて、パスポートを出す
係官はすぐに受け取らず、しばらく沈黙時間が
流れる。イミグレの職員は本当にいつも感じが悪い
ま、それも職業柄そんな態度になるのだろうが、
ま、それは分かりきっている事なので無視して
待つ。
パスポートを受け取ってページをめくりだす係官
ビザの張ってあるページを見つけたのか、表情が変わった
気がした。それからすぐに判子を押して入国日を記入して
返してくれた。
その後、中国でもやった、コンベアーによる荷物検査
があった。しまった、チャリ持ってきて荷物全部かけなきゃ
行けないのか?とも思ったが、正直面倒だ。
ここはしれっと、今、持っているハンドルバッグだけ
で通過して、しれっとチャリに戻って、しれっと
通過したら行けるんやないか?
もし言われたら戻ってやり直すだけと思い
その計画でコンベアーを通過。
その後、なぜか出口でさらにパスポートの顔写真と
本人を見比べるチェックをしてる。
なんで無駄な事してんのか分からんが。
それも通過して外に出て、戻ってチャリを取って
通過しようとしてたら、外に居た係官が
行こうとする俺を静止してきた。
がここでひるまず、判子をもらった
パスポートをすぐに提示する。
彼は俺を止める前から携帯で誰かと会話していた
会話しながらパスポートをチェックしてるので
気が散ってすぐに見れない様。
しばらく会話してる彼と自分が立ち止まって
時間が過ぎる。
それでも話している彼、やっとパスポートのスタンプ
とビザを確認して「行っていいと」
指図された。
あー、よかった荷物検査めんどいし。
何も怪しい物や法に触れるものが入ってる
訳でもないが、全部外して通して、着け直すの
面倒だもの!
でも、中国はそんな訳に行かないよね〜。と
思いながら、帰ってきたゾ!
ベトナム!
国境を跨いだだけで、景色が一変する
どこまでも続く地平線とヤシの木は
カンボジアと同じだけれど、田んぼがしっかりと
作られていて、緑の稲が一面広がっている
住んでる人が変われば、景色も一変するんだな
と感心しながら走るが、今日も暑い!!
途中に現れた川
橋から見る景色って奇麗ですね。
と、最初に出てきた町でATMを見つけ
ホーおじさんの図柄が懐かしいベトナムドンを
下ろす。
しばらく走って出てきたフォー屋で
お帰りなさいフォー・ボーを!
いや〜、絶品。旨い
25000ドン(125円)
安い。
遅めの朝ご飯も済ませ
走り出す。
しかし、やっぱり今日も快晴で暑い!
ひる頃まで走ってヘロヘロになって
現れたスーパーマーケットに飛び込む
スプライトと水を補給して出ようとしたら
併設の食堂が別棟にあった。中に入って
システムもよくわからないがレジでおねえさん
に目で合図したら、感じの良い目で返事が来た!
こういった場合は楽で、おかずを適当に1品指差したら
後は、ご飯と付け合わせの野菜、スープが付いて、
お会計25000ドン(125円)
安い!
コレを平らげ、エアコンの効いた部屋でしばし
休憩。
そして、午後からも走る事
30キロ
バイクの量が半端無く多くなってきた
頃、ホーチミンの入り口へ到着
このバイクの嵐、心地いい!
信号待ちで止まると、陽気なベトナム人が
話しかけてくる、もちろんベトナム語で。
笑いながら適当に返事して青信号になって
GO!
いや〜、ベトナム本当に良い。
市内をバイクと車にもまれながら走って
予約していた日本人宿に到着。
到着時、スタッフが誰もいなくてお客さんに
鍵を開けてもらったけれども、程なく
オーナーさんがやってきて対応してくれた。
キッチンも日本式のお風呂も最上階にあって
内装もおしゃれで奇麗な宿だ。
早速ひと風呂浴びて
町へ
喧噪の町の感じがハノイに通じる
ここでも欧米人が優雅に人力車ならぬ自転車型人力車
スーパーで酒を買って
帰り道に夕飯
ここの店員はやる気が無いのか、わざとそうしてるのか
こちらがお客で注文したがってるのに
目も合わさず黙々と他の仕事をしていて
困った。それでもめげずに席に座って
居たらやっとメニューを持ってきたが
こういう場合は本当に疲れるが
ここまで旅をしてきて思った事。
何度、断られたり、不当な仕打ちをされても
めげずに自分を主張し続ける事が大切だな
と言う事。
最近は、このドSな扱いが癖になってきてる
M男です。
基本的に自転車乗りってドMですからね〜
2017年4月10日、走行75.86km。
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