昨晩は雨が夜半から降り始めた
テントだからよくわかる。
朝起きたときには止んでいた。
5時に起きてすぐに用意をする。
明るくなる前に撤収して走り始めたい。
てきぱきと準備してパッキングを済ませ
6時15分頃、道に出る為に荷物を運び上げ
終わった頃、馬とバイクに乗った2人組が現れる。
また!中国、野宿し辛ええええ!!!!
なんと言うタイミング。道の脇に並んだ俺の荷物を
覗き込みながら走るバイク野郎。
それに完全に日本語で
「はい、はい、それ、俺のね、俺のだから、It`s mine!」
と言いながら近づいて行くと谷の上の方へ2人は登って行った。
気を取り直して
通行量のほとんどない朝の道路を登って行く。
峠も1時間程、100mくらい登って
頂上へ
靄のかかる朝。
この時発見したが、峠の前後は民家が無い事。
昨日もここまで来ていれば野宿がすんなり出来ていたな
と思いながら、しかし、昨日のあの時点でもう走れる
体力、気力は残っていなかったな。と思った。
下ってしばらく進む
そしてまた10時半頃
来ました峠のてっぺん。
今度は看板撮りました。
その後、しばらく下って右手に
ダムが見え始め、
ダム湖が出現
なかなか景色がいい
順調に走って
夕方4時前には石渠(shi qu)の町に着いていた。
町で宿を探してグルグル廻る。
最初に目をつけた安そうな住宿。
だが、管理人不在。
で次を探す。
次に見つけた宿、
入り口がどこか分からず。
次を探す。もう面倒だったので少々高くても
と思って酒店と呼ばれるカテゴリの宿を訪問
2回に受付が有るので貴重品の入ったバッグのみ
持って2回で話す。
が、手続きをするまでに30分くらい待たされ、
やっと部屋へ案内されて部屋を見るが、それほど
設備が整っていて奇麗とも言えない。床が汚い
のに値段聞いたら200元と言うおやじ。
経済型ホテルチェーンの汉庭酒店ですら179だったゾ
と過去最高額で中国走行初期にというか最初に仕方なしに
泊まったやど、そりゃもう、奇麗で設備ばっちりで部屋が無駄に
広かった宿。
本当に200で現地人も泊めているのか?怪しい。
あの汚さで200なんて。外国人で足下見られたかな。
すぐさま断って、次へ。
見つけた宿が草原宾馆。
入って行って家主に話すとシングルルームは空いてない
とのこと、三人部屋で良ければ80元と言われた
部屋を見せてもらって、ホント、ベッドが3つあって
コンロらしき暖房器具があるのみの。
風呂は無い、トイレは共同でボットン便所。
もう、探すのが疲れたのでここで手を打った。
町へ出かけ夕ご飯。
牛肉入り炒飯で20元もした。
全体的に物価が高いのか?足下見られてるのか?
2017年6月12日、走行111.33km。
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