銀世界のアナトリア

トルコ走行初日、昨晩は国境を越えてから
しばらく登りが続いた。ので途中で嫌になって
道路沿いに現れた遺跡風な公園?廃墟の
中でテントを張った。建物と言っても囲いが
あるだけのシンプルなもので雪が辺りにつもっていた
ので誰も入ってこなさそうだった。
翌朝、撤収して走り出す。
一旦、ポソフという小さな村までしばらく降りて
ここから長い登りが始まった。
およそ1000m登った
久しぶりの峠越えだが
ダラダラと登る峠はとても疲れる。
しかし、次第に標高を上げるにつれ
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多分数日前に降ったであろう雪が一面を覆う
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銀世界へと突入して行く。
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絶景が広がる。
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そしてやっと2550mの峠付近
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越えて向こう側もずーっと向こうの方まで銀世界
本当に奇麗だった。自分の走っている道意外は
ずーっと全部白いのだ
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峠を降りてアルダハンという比較的規模の大きい
町を目指すが、下りきってから、道は内陸にありがちな
地形そのままのアップダウンを繰り返すルート。
日も短いので結局町には届かず30キロ程手前の
森の中でキャンプする事にした。
翌朝、気温が−10℃。
寒いが、自分の持っているキャンプ道具は全然
耐えられる装備で良いのだが、撤収のときが困った。
手がかじかんで動かないし、凍傷になるか?と言うぐらい
触るもの全てが冷えきっていて指の体温を奪って
準備が進まない。冬のアナトリアは、冬も、旅も
始まったばかり。出始めがマイナス10℃ならば
コレからさらに冷え込むのか?
内陸は乾燥していて晴れの日が多いが極寒。
大して冬でも温暖な黒海沿岸の低地は天気が悪く
雨の日が多いらしい。どっちが良いのか?
アルダハンで2泊休憩して考えよう。
午前中には極寒の世界を走ってアルダハンへ
到着した、途中快晴で日が昇っても気温は
マイナスのまま。コレはこの先走っていても
寒くて辛いかなあなんて思いながら走っていた。
トルコ国境でトルコリラを手に入れようと
思っていたけれど、国境には両替屋もなにも無く、
途中の村にも銀行がなさそうだったためここまで
トルコリラ無一リラで2日走って来た。
先ずはATMでリラを引き出し宿を探す。
適当に探したやどにチェックインして町へ
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昼ご飯
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晩ご飯
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朝ご飯
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ここアルダハンでは2泊だけだったけどゆっくりした。
結局、いろいろ考えて一度黒海側にアナトリア高原を
降りる事にした。

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