昨晩の晩ご飯は
茄子とひき肉の炒め物、みそ汁、
キュウリと春雨の酢の物、白ご飯。
のりこさんの好意で揚げパンみたいなの頂き。
デザートはオレンジと豪華な夕飯。
今朝の朝食はベルベルオムレツと丸パンだった。
5泊お世話になったのりこさんの宿。
お世話になりました!ご飯とても旨かったです!
トドラ渓谷を出て、ティネリール経由でワルザザード
を目指す。
ヤシの木を久しぶりに見た。ベトナム以来か。
川沿いのくねくねした道を14〜5キロ走って
ティネリールに到着、ラマダン中でレストラン等の
営業が見込めないので商店で水と行動食を購入後
西を目指す。
草木の無い砂礫砂漠の中の一本道を走る。
景観は南米、チリ、アルゼンチンの南部を走っていた
時と良く似ていて、その昔パンゲア大陸としてアフリカと
南米がくっついていたのが容易に想像ができる。
遥か進行方向にアトラスの雪山が見える。
天気は雲一つない快晴、
空が超青い。
ケラーアメグナの町に入って
宿を探す、80ディラハムの宿を見つけて投宿。
時間が3時頃と未だ早いのでラマダン中の為、
食堂は営業していない。商店はやっているので
飲み物だけ買って宿に戻って部屋でゆっくりしていた。
それにしても、後で気づいたが、この宿、掃除してんのか?
と思う程、汚い。ベッドのシーツもおそらく
使い回しているようで、枕カバーがうっすら黄ばんでいる。
さて、夕方7時近くにお腹が減って来たので外へ出てみる。
町を一通りぶらっと流してみるが、まだレストランが開かない
模様。いつになったら!?とウロウロしていたところ、
1軒の飯屋のオッサンが、飯くえるぜ兄ちゃんと話しかけて来た。
コレは渡りに船とこの店に入る。
メニューは選択の余地無く、ラマダン中の食事が
出て来た。
ハリラスープとナツメヤシ、シュバキアという
かりんとうの様な揚げた砂糖菓子、ゆで卵、
あと、クレープ生地の様なパンみたいなのが
出て来て、オレンジジュースとカフェオレ
が飲み物でついた。
自分は外国人なので、ボナペティ(召し上がれ)と言われ
ラマダン開けの合図を待たずに食べ始めた
他のお客は、出された料理に手をつけず
合図を待っているようだった。
7時半過ぎ頃だろうか?モスクから
アザーンのような放送が聞こえて来たのを合図に
この日のラマダンが開ける。
みんなが食事をし出す。
食事を終えて、会計に向かった。
当然ラマダンしていた店の店員も何も食べてない
ので、同じように食事をしていた。
飯食べていたおっちゃんに越えかけて会計をお願いする
口をくちゃくちゃさせながら、せっかちな客に笑顔で
計算機を打つオヤジ。
打った計算機を見せる。
金額、82ディラハム。
高え〜よ!オヤジ!!
宿代が80。それより高いじゃねーか!?
82と言えば日本円で960円ほど、
他の地元民の客が同じメニュー食って1000円弱
この内容に払ってると思えない。
一杯食わされたか。
宿への帰り、日中あれだけ車や人でごった返していた
街中はゴーストタウンのように人がほとんど、車も
ほとんど居なくなって静かだった。
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