ビルガンドゥーズでの三泊で休息を取り
一路モーリタニアとの国境を目指す。
国境まで90km程、
いつもと代わり映えのしない砂漠を走って
イミグレーションに着く。
モロッコ側のオフィスは、まあ、どこにでもある
陸路国境の感じで、まともだった
が、モーリタニア側のそれが、
本当にここが国境?と思う程
簡素な建物がいくつかあるだけのショボさ。
おまけに途中は道も未舗装のガレガレの道を
車の轍をつたって進むという有様。
モーリタニアはVISAが必要、しかし、このVISAが
国境で取れるのをあらかじめ調べて知っていたので
焦らなくてすんだ。VISAの代金も調べていた通り
55ユーロ(7400円くらい)だった。
VISAを取って銀行(銀行だけは小さいけど立派な
建物だったw)で50ユーロをモーリタニアウギアへ両替
手持ちの残りのディラハムを、その辺にいた両替商の
若い男の子にモーリタニアウギアに交換してもらう。
言葉が分かんないから、もう日本語で話す事にした。笑
そしたら意外にもなにかと旨く行く。笑
つたない現地語で行くより勝手知ったる母国語で
堂々と自分の言いたい事言ってる方が見た目に説得力
があるのだろう。時々分かるフランス語の単語は聞き取って
内容を推測する。
彼からスマホのSIMカードも売ってもらい、セットアップして
もらった。3ギガで1週間?か1ヶ月か?良く分からなかったが
多分1ヶ月だろう。で620円と激安。
日本は何かと高いから海外のプリペイドSIMの料金の安さ
には驚きを隠せない。故に途上国でも、安い100ドル以下の
中国製のスマホが流通して、通信料も安いので、
スマートフォンをみんな持っている。
が、買ったはいいけれど、やはり電波状況は
荒野だから悪い。だって砂漠だし。
水を商店で買ってスタートした。
が、モーリタニアに入って変わった事。
明らかに気温が上がり、今まで北風だった風が
北東の風に変わった事。
国境から20kmも走れないくらいで
あまりの暑さと風の強さ。風は道路が東へ
向かって伸びていたため少々向かい風になった
ので、ダウンした。
暑さの中、疲れたのか、体がしんどいので
適当にテント張れそうな死角を探してキャンプした。
風がめちゃ強く、テントの中が砂まるけになって
終始、風でバタバタとウルサかったがなんとか
一晩を明かせた。
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