昨晩泊まった宿は250000ドン
およそ1250円
まー、安くもなく、高くもなく。
ベトナムでは平均的な値段だと思ったし、
部屋が奇麗だった。
チェックアウトした後、外の駐車スペース
で荷造りしていると、宿のお姉さんがやってきて
興味津々に見ている。メーターやGPSを見て指差しながら
同僚の別の女の人に何やら話している。
ジェスチャーまじりでベトナム語で
「荷物がデカいね、それで行くより、バイクで
行った方が良いんじゃない?」
と言っている。
僕は笑いながら荷造りしている。
「どっちへ行くの?」
と言うので
「ハノイの方だよ」と答える
そのうち荷造りを手伝うように自転車を
ずっと支えてくれていた。
本当にベトナム人は親切でいい人が多い
し、何よりもニコニコしていて愛想がいい。
最後に知っている日本語で
「さよなら」
「ありがとう」
とか言ってきて、楽しかった。
さて、この日も移動日
120キロ先ぐらいまで行く予定で走る。
走り出したけど、昨日泊まった周辺に
ご飯屋さんが無く、
しばらく走っても入れそうな飯屋がなかった
ので、結局昼過ぎまで持っていたビスケットと
ジュースだけで走っていた。
空腹だったけど、それを通り越したら
案外、普通に戻って走れるから不思議だ。
85キロくらい走ってちょっと上り坂が見えてきた
手前に食堂が並んでいたので
その一店に入って遅めの昼ご飯
が、ご飯食べてたら雲行きが怪しい事に
気づく。
昨日もそうだったけど午後から天気が
怪しくなる。
90キロ走って宿がいくつも現れるが
まだ90だし、入るわけにはいかないと思って
それをやり過ごし走る。
100走って、雨に結局降られ
仕方ないので走るが
あれからぱったり宿が出てこない。
110走っても無い。
結局120弱走って出てきた宿
値段を聞いて25000ドンとの事
雨で濡れて疲れていたので即決で
チェックインしたのだが
後で後悔。
中を、部屋を見せてもらうんだった。
結局、宿屋ってのはオーナーの感覚に
すべてがかかっていて、奇麗好きの人の
宿は奇麗だ。
が、ここのオーナーは多分奇麗好きでは無いと
確信した。一階のロビー、
表のシャッターが半開きで薄暗い建家内。
天井は所々、穴が空いていて、
床の化粧板の石も所々割れている。
床や調度類にはホコリが被っていて
入り口に置いてあったガラス製の大きな
瓶には巨大なコブラや何か植物?生物?
の多分、酒漬けが並んでいるのが不気味だった。
2階へ通じる階段もホコリがすみに残っていたり
汚れていたり。
部屋の調度類も汚い、壁も汚い、
トイレも風呂も汚い。
コレで250000ドン
昨日の奇麗な宿も250000ドン。
今更、辞めるとも言う状況でもない為、
あきらめて、夕飯へ外に出る
橋を渡った向こうにあった食堂で
ブン(フォーの面が細いバージョン)を食べて
美味しかったし、安かったし、
帰りに寄った商店は、値段表示もしてあって
コンビニ風の作りで買い易かったし、
英語で話してくる店員さんも居て
フレンドリーで感じが良かった。
が、泊まってる宿は汚く、その割に安くない。笑
ま、こういう日も有りますわな。
2017年4月27日、走行、119.20km。
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