夜中12時頃から予報通り雨が降って来た
テントのなかだとたとえ小降りの雨でも
よくわかる。
心配したのは崖崩れだったけれど、
自分の読み通り、全く無かった。
しかし、崩れている場所は良く崩れている
音がしているので(このときは対岸のそれ)
注意しなければ、というか、そんなとこでは
絶対にキャンプしないけれど。
薄暗いうちに撤収をはじめスタート。
今日はダム湖を過ぎた辺りで1回と黒海へ出る
前に1回峠がある、いずれも500〜700m程
のぼるだけなので今日1日で抜けられるだろう。
雨の中、上り坂は本当に頂けない。
経験のある人なら分かると思うが、
雨具を着て上り坂を漕ぐとたとえ優秀なレインウエア
でも、中から蒸れてきて中がベタベタ、そして
降り続ける雨でベタベタ。
気温が5℃以下ともなれば峠を登りきった
直後、濡れた体は一気に冷える。しかも
乾かない。
峠を見下ろす
ダム湖
あの下の方に見えるつづら折りを下ると思うと
雨の中、萎える。
なかなか大きかったダム。
峠の上に公園があって少し休憩したけれど
気温と風で寒くてすぐに下り始めた。
延々下って町に出る。
町を出てから徐々に登り始める。
ダラダラと登る。雨が降り続き
自分はずぶぬれで気持ち悪い。
2回目の峠、700m付近は
雨が雪に変わって白かった
疲れて寒いわ、ベタベタだわで
どこかもう、この辺りでキャンプしたかった
けれどずーっと民家や畑が続き場所は皆無。
下りも全く場所が無く。諦めて町まで走って
宿に逃げ込んだ
1泊100リラ2900円と高かったけれど
今回は装備品を乾かす為に仕方なし
と目をつむった。
町のロカンタで夕飯。
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