出会い日和

薄暗いうちから撤収をはじめる。
朝は大体7時過ぎ頃から走れるくらい明るくなる
それにあわせて出られるように撤収。
薄暗い中走り始める。
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今日はくも一つない快晴になりそう。
トルコの流行か?
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やたら公園にパンチングマシーンがある。
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オフシーズンのビーチ。
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朝日を浴びて走る。
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久しぶりに気持ちのいい朝。
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2時間程走って、休憩を現れたレストエリアで取る。
海岸線沿いは、町に入るとこういう東屋が出て来て
休憩ポイントとなる。
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コーヒーを湧かして、
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昨日買って残ったまずいパンを食べようかと
思っていたら、
散歩中の男性が流暢な英語で話しかけて来た。
日本人だと言うと
日本語で私は〜です。と
彼が自己紹介して来た。
面食らって自分も日本語で
私は裕です
と自己紹介。
なかなか名前を覚えるのが不得意な自分は
彼の名前を早速覚えられなかったが
その後英語でいろいろ話す。
どうも自転車旅行をしている外国人という
認識を彼が持っていて、そう言う人種が
いる事も知っていて、「日本からタイ、
インド、パキスタン、イランと旅して来たんだろ?」
と彼が言う。
いやいや、自分は中国経由でカザフ、キルギス、ウズベク
アゼル、グルジア、と走って来たと言うと
カザフスタンに自分は住んでいたと言って
ハハーン的な顔で理解してくれる。
彼はフォトグラファーでイスタンブールに住んでいて
ここは自分のホームタウンで両親がいるので
帰省してるんだという。
どうやら、英語を話す事、フォトグラファーという
職業からして、見識の広い人のようだ
すると彼が、トルコのピザをごちそうするから
後何分ぐらいここに居る?と聞いて来た
自分はしばらく居るよと言うと、
すぐにスマートフォンで出前を頼む彼
ピザを持ってこさせるからここで待っていて
と言って去って行く彼。
しばらくすると別の車に乗った男性が
ピザを持って登場。
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その後彼が戻って来て
コレは自分からのプレゼントだと言う。
イスタンブールには来るだろ?自分の1週間後には
戻るから、また連絡するよと彼。
その後お互いのインスタグラムのアカウントを
交換して別れた。
なんと言うかっこ良く気持ちのいい人だろう。
自分もあんな風に自転車旅してる外国人に
いつか恩返しをしたいと思った。
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そして頂いたピザ、トルコ風のピザで
こちらではピデと言う
を頂く。
旨かった。
ちょっと長く休憩してしまったけれど、
午前中はなんとルートが海岸線でフラットだった
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事も手伝って、70キロ強走って昼休憩に突入。
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また、海岸線のベンチのあるレストエリアで
濡れたテントとフットプリントを乾かしながら
朝淹れたコーヒーを飲んでいた。
しばらくすると、野良犬のジョン1号と2号が
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やって来て一緒に休憩。
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ぽかぽか陽気に誘われて、
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ジョンたちはお昼寝タイム。
本当に気持ちのいい自転車日和だ。
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テントも乾いたので、午後の走行を再開
道はメインのハイウェイを離れて海岸線沿いに続く
ローカルロードへ。
このローカルロードは結構アップダウンが多く
大変だった、けれど本日2回目の出会いが
程なく訪れる。
走っていると越えを掛けてくる男性2人
一人はまたしても流暢な英語を話すトルコ人
良かったら、お茶でも飲んでかない?
時間はあるかい?と
誘われるがまま、立ち寄った。
どうも彼も長期ではないがサイクリストで
道行くサイクリストを呼び止めては
交流しているそう。チャイを頂きながら
話す。
旅の事、彼の最近の家回りをなぶって
旅人の休憩場所を作っている話からいろいろ
話して、庭になっていたみかんももらって
Facebookのアカウントを交換して
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お礼をいって走り出した。
本当に、天気がいいと、良い出会いもやってくる
自転車日和だ。

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