トンゴンの町のホスペダヘ。
話は昨晩夕飯をここで食べたとこから。
今日はどうやら町の寄り合いの日。町の中央広場やこの宿でも何かを話し合って決めている。
そんな傍ら飯を頼み食っていた。
ここの猫ちゃん。
飯を済ませ部屋に戻る部屋は裏の通りに面していた。
部屋内にはベッドがあってねどこがあったが掛け布団をめくってびっくり
足の長い蜘蛛が数匹。しかも中は湿っている。
たぶん客なんて早々やってこない場所だからだろう。
そのまま元に戻し部屋でテントを張って寝ることに
そのほうが確実だ。
その後は壊れたコンロ修理に専念。
疲れていたので10時には寝た。
夜中0時を廻った頃だろうか
不意に目が覚めた。何でだろうと思っていると
戸をたたく音が
コツコツコツ
どうやらこの部屋か?隣の家か?はっきりしないがかなり近い。
こんな夜中にこんなど田舎の村で
気味が悪い。
絶対に出ないぞ!そう言い聞かせやり過ごす。
しつこく続く扉をたたく音とその合間に何かしゃべっている話し声。
誰も出る気配は無い。
本当に気味悪かった。知らないうちに諦めたのか音はやみ
再び静寂が。
出なくて大正解だったと思った。
朝、部屋の中で携帯してきたパンを食べ身支度完了し7時前に出発。
今日はピスタと呼ばれる自動車道、要は主要道路まで出るのが目標。
昨日村人にリサーチしたこの先の道路事情では
ピスタまではずっと登りで路面はサンタクルスから来た道と同じく超ダート
しかしピスタに出たら舗装道路ではないがもっと道は綺麗だとのこと。
目的地カハマルカまではおよそ100キロとのこと
地図で見るとおそらく合流点であろう町エンペルメからカハマルカまでは65キロ
と言うことはピスタまで35キロくらい。多く見積もっても40くらいだろう。
あと1日我慢すればまともな道になる!
と言うことで今日はピスタ合流点目標で進むことに。
山間の道、辺りは牧草地で牛が放牧してあり、空はどこまでも青く小川が流れ
朝日が差し込む。道の最悪なのが無かったら楽園のような景観の中を
振動と衝撃に耐えながら進む。
次第に道は再びのぼりへと変化していった。
昨晩とまったトンゴンが2600メートル
ピスタ合流以降にこのルートの最高点4000メートルがあるので
ピスタ合流付近は3400くらいか?
そこまでのぼる
驚いたのは途中トンゴン同様、地図に無いちいさな町が4こあったこと。
ホスペダヘもあったりして、でも誰が泊まりにくるんだよ!!と思いながら・・・・。
上ること昼前。
次第に民家や牧草地は消えてゆき高原特有の草原が広がる
土地が現れ始めた。
何より安堵したのはピスタにつくことよりもいい野宿場所が現れ始めたこと
これで最悪ピスタまで出れなくても休める。
一つ峠を超えるとはるか向こうにすれ違う大型トレーラーの姿が!!
間違いなくあれはピスタ!!
ピスタ来たー!!!
と叫んでいた自分が居た。
ここで余裕で昼ごはんが食べられる。
昨晩なおしたコンロを取り出しインスタントラーメンを作った。
3000の高原で食べるラーメンは格別だった。
結局ピスタまでは34キロ
そこからはまだマシな道がずっと緩やかに上っていた。
昼食後14キロほど走ったところで
ペルー初の雨が。
いや違うヒョウが・・・・。
次第に雨に変わっていったがかなりの土砂降りで
あわててテントを張った。
やむ気配も無く。
おかげですべてベタベタ。
おまけに直ったはずのコンロまで元に戻って結局飯は
残っていた朝のパン2枚と缶詰2個。
3400の世界は寒く。
空腹と寒さの中二度とこんなルートは来まいと誓って眠りについた。
2 Comments
Add Yours →3000Mでのカップラーメン
すごいな・・^^;
でも、ペルーの山奥で、ブログアップ出来てる事が・・すごい!
う~ん、ネットは繋がった時にためて記事、アップしてるからね。まぁ、ネット屋行けば山奥でも繋がると思うよ