フニンでは3泊して休憩日を楽しんだ。
次の目的地は首都ブエノスアイレス。
フニンのあるパタゴニアのネウケン州から
およそ1500kmの移動。
中間くらいに位置するパンパ州の州都サンタロサ
で宿をとって休憩する計画でその間、キャンプ移動で
行く。
フニンを出て登り。
一回下ってまた
また登る
遠くにチリ国境にある富士山のような円錐形の火山ラニンが見える
ここも綺麗だった
途中
サパラという街で国道22号へ入る。
ここからが、交通量も増えてきた。
アルゼンチンの国道や州道は度々挙げる写真でも
わかるようにアスファルト舗装された路肩が無い。
ので車道の端を走る事になるのだが、交通量の少ない
地方では、車が大きく走っている自分を避けて行って
くれるので問題ないのだが、交通量が増えてくると
自分を追い越す際、対向車線に車が走ってきて大きく
避けられない場合が多々出てくる。
乗用車なら対向車がいても俺の横ですれ違って行ける
のだが、大型が追い抜いて行こうとするとそうはいかない。
先進国や運転マナーの良い国なら対向車がいなくなるまで
減速するなりしてタイミングをずらして、避けて抜かして
行ってくれるが、アルゼンチンの大型ドライバーはせっかち
なのか短気なのか、待てない。クラクションを鳴らしまくって
どかせようとするか、本当に俺の横スレスレを減速なしで
かすめて走っていく。から超怖い。
幸いネウケンの町をすぎて交通量の少ない152号へ
でるまで、工事中の(片側2車線化工事をやっていて
未だ竣工していない)並走する道路があったり、
砂利で比較的走れる路肩があったりで
なんとか152号へ抜けられた。
ありがたい事に毎日快晴。
ダム湖の堤の上を走る道
塩湖らしき干上がった湖も
152号も東に行くにつれて交通量が多く大型も
多くなってきた何度かクラクション攻撃やスレスレ攻撃
を受けながら、サンタロサへ北上する州道9号線へ逃げ込む
いい感じの松林でキャンプ
ここは本当にナイスキャンプだった
ここから州道9号、ずーっとアスファルトかと
思いきや、途中からひどい未舗装に変わる
全く打ち捨てられたような道へと変化して車も
全く見なくなった。が、走るのがメチャクチャ大変
ダートは砂が基本的に深い道。何度も手押しで、
漕ぐことのできない砂場のような箇所を進む。
一番暑い2月も中盤ということもあって
ヘロヘロやった。
砂深いダートはサンタロサの郊外10kmくらいまで
続いて、本当に今日、着けるのかと心配
したけれど、なんとかサンタロサまでついて
宿をとった。
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