2人の自転車載り

ナスカへの道中。
進行方向からやってくる何やら同じにおいのする影を確認した。
自・転・車・だ!!!!
精悍な顔つきのアジア系?なセニョール(男性)。
しかし彼は、Where are you from?
と話しかけてきた!!
こっちも from Japan
と応える。
すると、「日本人の方ですか~と」
流暢な日本語が!
お互い、外国人だと思っていたみたい。笑
彼はアルゼンチンのウシュアイアから北上してきたそう。
そして、アラスカを目指しているという。
丁度、自分とは全くの逆ルート。
砂漠のパナアメリカーナ上での立ち話。
久しぶりの日本人自転車載りとの邂逅に話も尽きることなく
お互いのこれからのルート上での情報交換や連絡先を交換し
お互いの旅の無事を願いあって分かれた。
聞くと彼は大学生だと言う。
ふっ、まだまだ35歳も負けて無いで~。と思いつつにやけて走っていた。笑
そして、翌日。
ナスカに着く予定のこの日。
再び同じ様な影が向こうからやってくる。
また!自・転・車・だ!!!!
今度は
こっちから話しかける。
!Hola! ?Como esta? ? A donde va?
すると、同時に、向こうも
!Hola, amigo! ?Que tal?
と返してくる。今度は明らかに日本人ではない。
聞くとアルゼンチン人。
アルゼンチンから、メキシコを目指し自転車旅をしているそう。
お互いの旅の概要を話し、彼に、昨日、あった日本人自転車乗りの話もして、どっかで追いつけるんじゃない?といった。
僕が、これからナスカからクスコへ行くというと、しきりに彼は、やめとけ道は4回も大きな登りがあってこんなんだぞ、といって
手をくねくね、九十九折の道を表現していた。上には雪もあるし、めちゃ寒いし。バスで行けば数十ソレスでいけるから
自転車で行くなんて無意味だと、主張していた。
彼はどうやらクスコからナスカまでバスで降りてきたらしい。
だけど、それは知ってるし、もう山道もコロンビア・エクアドルで慣れているから平気だよと言っておいた。
そんなこと、それが自転車旅の醍醐味じゃない?とおもいながら。彼の話に逆にワクワクしていた。
お互い連絡先を交換し。旅の無事を願いあって、
僕はナスカを目指した。

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