旅のゆくえ

ウユニ走行2日目
自分が入った塩湖の北西から東の出口までおよそ135キロもある。
2日はどう見てもかかると見積もっていた。
実は、サバヤの町を出てコイパサ塩湖走行中に
リアキャリアが溶接したとことは別の箇所がまた破損していた。
また、ウユニの町ででも溶接屋に持ってゆくつもりでそのまま走っていた。
ウユニ塩湖の湖面。
完全にフラットだと思っていたが実際は塩の結晶の塊であるため
湖面は無数の多角形が敷き詰められたような、石畳のような状態。
走るたびにこれでもか!と言うように上下に激しい震動が走る。
ここまでのコルゲーションダートも結構なものだったがそれ以上の
凹凸。しかも、どこまでも逃げ道がない分だけ
最強の悪路。
2日目の走行40キロほどで
リアキャリアが大破!
残り出口まで70キロくらいあるのに。。。。
どうしようか???
迷ったが周りには誰も居ない。
携帯してきた食料も水も残り少ない。
前に進むしかない。
だましだまし走ることに。
応急処置をしようにも、完全に自転車から荷物を支えるべく上に伸びている支柱が左右とも完全に断裂し
下がってしまっていた。
走れないことはないが、湖面の凹凸を拾うたび上下に重量級の荷物が宙に舞う。
でも進むしかない。。
何とか2日目の走行95キロで塩湖上で2泊目。
残り水1リットル。食料ゼロ
の状態で塩湖出口の町まで30キロ。
何とか行けるが、この後の旅に支障をきたすほどの故障であるためその日はどうしようか考えごとで
なかなか寝付けなかった。
翌朝、早朝出発。
残り町まで4~5キロと言うところで完全にリアキャリアが破損し荷物をしょえなくなってしまって。
後ろの荷物を自転車のサドルの前にくくりつけ手押しで町まで。
ここで早い昼食をとって生き返った。
オレンジジュース2リットルが一気になくなる。
これほどうまい飯とジュースは今までになかった。
残りウユニの町まで22キロ。
バスやヒッチも考えたが、完全自走にこだわった自分は
そのまま手押しでウユニの町まで。
夕方には到着することが出来、ほっとした1日だった。
しかし、キャリアの壊れ具合、溶接ではもはや効かない状態。
そもそも自分のはオーダーメイド。
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そして、需要の低さから、そんな代物はなかなか市販されていない。
唯一信頼と実績のあるドイツのメーカー、チューブスのキャリアがあるが、
海外、ことに南米などでは手に入らない代物。
ここは日本から送ってもらうしかないかぁ。
そうすると、2~3週?1ヶ月くらいはまたまた足止めになるのかなぁ???
頭のイタイ問題が持ち上がってきた。

2 Comments

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自転車は無事復活!
ちょっとネット環境が無いと、ブログが滞ってめんどくさくなるわ。いかんいかん。笑

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