この旅初めての国境越え

昨晩は明日が国境越えと言うこともあってなかなか寝られなかった。
色々、ネットで情報集めたりしていて寝るのが11時を廻ってしまた。
当日は60キロ弱のみ走って国境越えとなるのでベトナム側の町で
一泊するつもりだったので朝はゆっくりで良かったので好都合だった
が、しかし、夜中の3時頃外の通りで大声で何かわめいて喧嘩してる
奴が居てうるさくて目が覚めてしまい。
その後2度寝するも、今度は宿の中からそのわめき声と何かをガチャン!!
と散らかす大きな音が。。。。
どうやらこの宿の1階で騒ぎが起こってるようだ。
結局、4時頃まで時々わめいてる声が聞こえていた。
その後終わったようだったが4時からもう眠れなくなってしまい
仕方なく起きることに。
自転車を1階に置いておいたので心配だったが中の方までは被害は
無かったようで無事だった。
あさ、8時頃きのう愛想良く対応してくれたお母さんに
鍵を返してお別れを言い出た。
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今日は雨の予報だったけど、未だ降ってきてない。
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ハノイで人と会う約束も有るので予定通り走ることに。
今まで走ってきたG325号ではなく
省道のS312を走る、未だ工事中の区間が20キロくらいあって
道もガタガタで走りづらかったが途中からまともな
道に変わった。
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途中に出てきた標識にベトナム語表記が併用され始めた。
国境の中国側の町、东兴市はもっとへんぴなところかと
思っていたら、今まで見てきたような大きな道路に高層マンション
の乱立する大きく整備をしている途中の町で、そんなに大きくして
人に仕事があって、マンションがすべて埋まって発展していくのか?
と考えたら疑問の残る町だった。
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政府の肝いりでどどーんと公金が
注入されて開発してる感じだった。
さて、イミグレーション(出入国管理局のある建物)の前まで
やってきた。
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脇の歩行者用の入り口。
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コレを自転車を引っ張って登るんです。
本当、こんなに国境越えってめんどくさかったっけ?
といままで北中南米で散々またいできたときの記憶を
巡らすが、こんな階段を登って行った記憶は一度も無い。
中でも、出国審査は簡単に終わったがその後の荷物を
X線検査の為にコンベアに載せなくてはならず、全部荷物を
自転車から外して通し、
再び自転車につけ直す。
そして、国境の橋へ。
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振り返ると
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中国側のイミグレ
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向こうに見えるはベトナム側。
また、ベトナム側でイミグレに入って入国審査。
はんこをもらって、再びX線コンベアが!
めんどくさ!
ばらして通して、受け取って
荷物をつけようとしていたら、
ベトナム人の係官が
『外でやれよ!!』
とめちゃめちゃ怖い顔して怒ってきた。
それを見ていたベトナム人の傘を被ったおばちゃんが
完全に親切心で荷物を運ぶのを手伝ってくれた。
最初はちょっと怪しんだ(荷物パクるつもり?とか?お金せびるつもりとか。。。)
けど、いや、ベトナム人めっちゃ好きかも。
さらに外でやっとこさ荷物つけ終わって行こうとしたら、
また別のおねえさんが、「ヘルメット忘れてるよ」って
声かけてくれたり、自分が日本人だと分かると
「ジャパニーズ!」といってニッコリしてたり。
その後、ベトナムドン(通貨)を工面して
宿探し、すぐに宿は見つかって、ま、最初やし
多少高くてもいいかなと思っていたが、250000ドン
単位がでかくで高いイメージをどうしても持ってしまうが
およそ1200円の宿に投宿。
宿のお兄さんも気さくな感じで、
「家族が日本に住んでるんだ」と
写真を見せてくれた。
部屋でシャワーを浴び、おなかが減ったので
12時に中国を出てきたが、時差が1時間あるので
未だ11時過ぎだった。得した気分。
で町へ。
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通りの様子。宿のベランダから
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そこは当然と行っていい程、あの分かるけど発音出来ない漢字群
は姿を消し、
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今度はアルファベットで発音出来るけど、意味の分からない文字群
に取って代わった。
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それだけでもがらっと変わったが
やっぱり、人が柔和な感じだ。
話せないが精一杯の単語とジェスチャーで意思を伝えようと
してるのに対して帰ってくる態度があったかい。
現れた地元民で盛況だった店に入って
メニューを見たら何がなんだか分からないので
壁にかかっていた写真を指差して注文。
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がそれは無い、
じゃあ、コレ。
それも無い。
じゃあ何が有るの?とお互い笑いながら
コレならあると言われじゃあそれちょうだい
とやってきたのが
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海鮮のラーメンみたいな奴
37000ドン(185円くらい)
辛いかと思ったけどそれほど辛くもなく
美味しかった。
お金払うときも、店員が忙しそうに働いてて気がついて
くれなかったのを察知して
隣のテーブルの家族ずれの女の人が
店員を呼んでくれた。
そんなささいなことだけど、人の感じが
あったかい。
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町の市場も中南米の市場のにおいがする。
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途中で現れた屋台で肉まんみたいな奴を売っていた
おばちゃんに調べておいたベトナム語で
「bao nhieu tien?」いくらですか?
と聞いたら、ニコッとして10000ドンを見せてきた
一個50円を2個購入。
「Cam on」ありがとうと
お金を払って言うと
おばちゃんも「Cam on」
と返してくれた。
町を歩くと顔で外国人と分かるだろう
それでも中国人が結構遊びにきているので
中国人だと思われてるだろうけど。
知らないオッサンが目が合ってニコッとしてきたり
愛想がいい。
あー、どれも中国に無かったものばかり。
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宿に戻ってベトナムビールと肉まんで旅の祝杯を。
本日の走行59.5KM。

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