豪雨

今日は80キロ弱で首都プノンペンを目指す。
国道6号線を行くのだが、
もう、ここからは田舎道は無いようだ。
けど、カンボジア。都会道と言う訳でもなさそう
要するに、「Hello!」と声をかけられるような
民家が点在するエリアではなくなると言う事。
スカンの町を出るとすぐに
タイにあったガソリンスタンドのチェーン店を発見。
が、対向車線にあるので、なんとか中央分離帯の切れ目を
見つけ渡る
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なんと、あのCafe Amazonも。
ちょっとしたコンビニめいた商店とレストラン、
売店があり、トイレもタイで見たのと同じスタイル
が、土曜日と言う事もあってか、まだ、売店が開店準備
をしているにもかかわらず、めちゃめちゃ混み始めた。
こんなに流行るのなら、もっとカンボジアでもタイのように
展開すれば良いのにと思った。まあ、コレからなのだろう。
ここの売店で串焼きと餅米ご飯を買って朝食とする
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コレが旨いが、ご飯よりビールが欲しくなるね〜。
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餅米。コレがうまいんよ。
朝食も済ませスタンドを後に
しかし、今日は雲行きが怪しい。
進行方向は今にも泣き出しそうな空だ。
一雨くるな。来る前に出来るだけ距離を稼ぎたい。
と漕ぐ事30キロ程。
やっぱり来た!
ポツポツ雨がすぐに土砂降りに変わり、風もつよくなる
丁度降り始めに東屋を見つけ飛び込んだ
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が、風で横殴りの雨の為
次第に濡れるように。
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すぐ止むような空ではない。
洪水のように押し寄せる雨水から逃げるように
地面から、蟻や虫が雨の来ない場所へ集まって退避
しているのを見て、虫も分かるんだなあと感心していた。
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ひどい降りはしばらく続いた。
1時間くらい待っただろうか?
一向に降り止まないのでひどい降りと風が
おさまった頃に見切りをつけ、雨具を付けて
飛び出した。
道の路肩は、排水設備がしっかり完備されていない
箇所が多く、巨大な水たまりがいくつも出現して
そこを走らなくてはならない。濁水をかき分ける
タイヤは泥水を跳ね上げ、回転する程にあたりに
泥水をまき散らす。
結局、予約していた宿までたどり着いても雨はやまず
着いた頃には雨具も役に立たず、ベタベタの鞄やら自転車
はドロドロ砂砂になっていた。
宿は7泊とっておいた。
ベトナムビザが始まるまでこのまま国境に行くと9〜10日
早く、どこかで時間をつぶさなくてはならなかったので
どうせ連泊するなら、物も豊富で便利な町がいいし、
この宿1泊6ドルなので7泊42ドル4700円くらい
と安いのでここで時間をつぶす事に決めた。
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1階がレストランになっていたので
遅い昼食をシャワーを浴びて食べに行く
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そのあと町を散歩
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ベトナムもバイクが多かったが
ここプノンペンも多い
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信号が主要な交差点以外無いので、
そんなところは交通マナーが悪いので
カオスになる。
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宿のベランダからの景色
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ちなみに愛車の駐車スペース。
夜はガイドブックに載っていた中華飯店へ
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華僑の店主が僕をすぐに日本人と見抜いて、
日本語で話しかけてきた。
料理が出てくるまで世間話。
が、僕を地元民だと思ったらしく、
どこで働いてるんですか?と
どうやら、日焼けしてるので旅行者とは
思わなかったようだ。
しかし、華僑はここでも多い。
彼らのパワーの源はどこからくるのか?
海外へ出なければ知らない世界だが、
日本人はこういう面は完全に負けているなあ
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水餃と
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牛肉炒面。
ボリュームあって旨かった。
2017年4月1日の走行79.17km。

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