次の目的地、ダラットまで後200km弱
2日で目指すが、丁度100kmのところに
宿のあるような町が無いようだ
その先まで行くと118km走らないといけないので
今日は早めに出て120弱走るつもりでいた
朝7時に支度して出ようとした。
そしたらおやじさんが、ジェスチャーで
「水を補充してきなさい」
と言ってくれ、遠慮なく3ℓタンクと
1.5ℓペットボトルに満タンに
水をもらった、それが終わると
「珈琲をごちそうするよ」と
ベトナム珈琲を二人で猿の檻の前のベンチで
飲んだ、「ベトナム、トウキョウ、ベトナム、トウキョウ」
と何度も笑顔で繰り返して言うおやじさん
なんていい人なんだ。
飲み終わって、ありがとうのお礼を言って
宿を後にする。見えなくなる頃振り返ると
まだ、こちらを見送っていてくれた。
なんていい人なんだ。
手を振って出発した。
ダラットは標高1500mにある高原都市。
現在地は100mくらいのので、途中に登りが
有るのは事実だが、とりあえず今日の工程で
800mまで登って、明日の工程の最後30キロ
で残りの700mを登る予定である。
久しぶりの登り道だ。おそらく、ラオス以来。
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少し走って現れた屋台でバインミーを3個買う
店の奥さんも愛想がよく感じがいい。
ついでにペットボトルに入った飲み物
を進められ購入。全部で35000ドン(175円)
安い!
公園のようなスペースを見つけ
ここで朝食。
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この飲み物は多分、サトウキビジュース。
が、なぜ黒いのか?
焼き鳥の入ったバインミー。
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旨い。
午前中はひたすら暑かった。
もらった水2ℓは無くなり、
昼過ぎに入った食堂で昼飯。
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コレで25000ドンだった。北なら絶対30000はする。
ここで出てきた冷たいお茶を1ℓくらいは飲んだし。
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遠くに見える山のてっぺんに大きな岩が立っている
不思議な絵だ。
この後、登りが始まって、路肩も無くなった。
主要道路なのでバンバン車や大型トラック、
バイクが走る。久しぶりの上り坂。
気持ちいいけれど、暑いのがしんどい。
途中、対向車線で乗用車の後ろに大型トラック
が突っ込んで事故していた。警察が交通整理
してて、プチ渋滞。
登りの中腹くらいに川のながれる公園があって
商店が数件あったので堪らず涼を取りに飛び込む
アイスと冷たいジュースを買って日陰でクールダウン。
やっぱり、暑いと力が100%出せない。
冷えると元気になって漕げるので事実だろう。
しばらく行くと対向車線を歩く欧米人。
「Hello〜」と声がかかる
こっちも返事して車道を挟んで立ち話。
お互いにどこからきた?に答える
彼はヨーロッパのエストニア人
名前はメイゴ。
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なんと、バスや電車を使わず歩いて旅をしているという。
すでに90カ国を歩いていると。
この後、ホーチミンまで行って、マレーシア、シンガポール
インドネシア、オーストラリアの方を廻るという
日本は?と聞いたら、未だ行ってない、だが行けるのは
1年以上後かな?と言っていた。
こういう変態もいるんだなあ。笑
お互い写真を取り合って、旅の幸運を言い合って別れた。
さて、残りの登りを始める
なかなか、やっぱり暑いので
すぐにヘロヘロになりながらも、
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登りきる少し前にモニュメント。
一瞬、ここがてっぺんかと思ってのぬか喜び。
その後、登りきって、町が見えだした。
どんどん通りにお店が増えてきた。
オシャレな珈琲屋が何軒も、宿も何軒も、
スーパーマーケットまで現れ、
「なんか感じの良い町だし、スーパーマーケットあったし
早めに宿とって、スーパー行って、アイスでも食いたい」
と思って85キロそこそこだったけど急遽、この町に
泊まる事に。
宿もみつけ、待ちブラとスーパーへ
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地方都市で、観光地でもないバオロク
どうやら、お茶の産地のようだ
こういう観光地でない地方都市が大好きだ
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町並みや、商店、働いている人、人々の生活
を見ながら散歩するのは楽しい。
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オシャレなカフェ。
ベトナムはカフェ文化が広く浸透してて、
ベトナム珈琲が旨い。
スーパーマーケットで
コレから向かうダラット(ダラットはベトナム
のワインの産地でもある)ワインが50000ドンという
安値で売っていたので即買いし、後はつまみのチーズ、
ドリアンのアイスクリームなどちょっと贅沢してしまった。
帰り道に夕飯用に
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バインミーのお店で3個買う一個10000(50円)
愛想のいい店主で、お金払って商品もらうときにニコッと
お互いに「カム オン」(ベトナム語でありがとう)
を交わす。
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ベトナムのお寺。
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いや〜今日はこの町に泊まってよかった。
2017年4月14日、走行、86.08km。
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