3000世界へ

昨晩キャンプした場所。
どうも、ブト?ブヨ?と呼ばれる刺す小蠅の生息地で
めちゃくちゃ刺された。小蠅なので服で覆われた箇所は
大丈夫だったが、露出箇所、足が大変でボコボコ。
めちゃくちゃ痒い。そう言えば、アルゼンチンの
サンフランシスコ峠を登るときもやられてしばらく
痒かったのを思い出していた。
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走り出すとやはり観光客向けの宿屋が目に付く
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とりあえず補給には心配なさそうだ。
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道はダラダラと上り調子。
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昨日キャンプした場所が1800だった。
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かわいらしいパンダが2500mをお知らせ
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マイルポストの数字も竹の図柄。
と2800mくらいまでダラダラと登った
あとは、道はつづら折りになって一気に
山の側面を駆け上がる。
3300m付近まで登った辺りで疲れて
休憩していた。中国人も自転車で国内を走ってる
人らが居て今日も数人すれ違った。
つづら折りが始まる前に食堂があってそこでも
昼ご飯を食べてる自転車乗りを見かけた。
その時見かけた2人組が現れ話しかけて来た。
中国語で話しかけて来るので
外国人で、話せないというと。
理解してくれて、Japan?と
なんで察したのか言って来た。
そうそうと言うと後は中国語。
なのでジェスチャーとタブレットでどこまで行きたいか
を話す。
基本的に中国人チャリダーは身軽だ。
長期ではないのと、自転車のキャリアや鞄が製品として
出回ってないのか?フロントまでキャリアが付いて荷物を
搭載している自転車は見かけた事が無い。
故にほとんど空身の自転車を漕いでるのと同じなので早い
方や俺はフルパッキングの超重量級。だと思う。
量った事が無いので何とも言えないが、ひょっとしたら
70〜80くらい有るんじゃないかと思う。
なので下り坂はめちゃくちゃ早いが、登りは遅い。
し、足が本調子でないのでさらに遅い。
彼らと別れて数百m行ったところに現れた
露天の店のおばちゃんとお姉さんに声を掛けられ
さっき休憩したばかりなのに、またここで
串を買って休憩
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チベットではないが四川のチベット文化圏なので
チベットっぽい感じ。
中国語を話せない自分に商売っけたっぷりの
チベット系のおねえさんが、
泊まるとこどうすんの?と言ってくる。
晩ご飯付きで100元。
泊まって行けとしきりに言う。
100元高くない?と言いつつ
走る気も完全に失せていた午後4時。
ここから4500mまで登って3200m
まで下る50キロで町まで付くが、
ここは流されておこう。
との事で泊まる事に。
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掘建て小屋が彼女らの家の様。
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景色は良い。
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撒きストーブの直火で
圧力釜を使って米を炊く。
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待っている途中でジョンが登場。
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さあ、出来ました
ブエンプロベッチョ。
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多分チベット語で書かれた旗。
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店の看板。
裸電球以外無い
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殺風景な部屋だったけど
ベッドで寝られる幸せ。
標高も3300mになったので部屋でも
9℃とかだった。
2017年6月2日、走行、51.05km。

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