朝、10時までホテルで待って出発した。
国境のイミグレーションオフィスの開始時間が
何時か分からないけれど、2時間遅れになるカザフ
側が、中国が10時なら、8時になるので
その時間ぐらいが妥当と思って出た。
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入局管理の建物の前で両替商に残った100元あまりの
中国元をカザフスタンテンゲに交換した。
この両替商がどこから入るか教えてくれたので
その指示通りに建物右側の車両入り口から入って行く
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どうやら未だ営業開始していない様。
それにしても国境だと言うのに活気がない。
結局1時間程待って11時過ぎに開門
他のツーリスト客(おそらくカザフスタン系中国人)
と一緒に手続きが始まった。外でパスポートチェックと
何やら顔写真?のスキャンをした後建物の中へ。
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建物内で手荷物の赤外線チェックを受けて
出国審査へ
窓口で2〜3、英語で質問されたけれど、問題無く
出国スタンプをもらって外へ出た。
カザフ側へ行こうと走り出すと
軍服を来た若い係官2人に呼び止められ
パスポートを提示。
何やら意地悪な雰囲気を察知。
出国のスタンプはもらったし
もう何の義理も義務も無い中国。
すでにこの国から出ているのでそのままカザフ側
に行けば良いはずなのだが、彼らは色々難癖つけて
そこで待っていろという。
噂には聞いていたが嫌な感じだ。
最後の最後まで中国だった中国。
15分〜20分ほどいわれの無い足止めを
させられたが、しびれを切らして、英語で
もうカザフに行きたいんだけどと切り出し
なんとかアホな2人を納得させ先に進んだ。
いや〜中国。さすが中国。
やっとおさらば出来るぜ中国!!
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中国側を出るとカザフ側のオフィスは直線上数百mにあるのに
何故か無駄に南に迂回させられ15〜20分程走らされ
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カザフ側へ。
言葉は完全にキリル文字、ロシア語でさっぱり
だけれど、カザフ人、とても親切で丁寧に
迷ってる自分を察知して順路を教えてくれ
入国審査も簡単に済んだ。
荷物検査は全く無しだった。
地続きですぐ隣であると言うのに
世界は一変した。
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漢字は全く姿を消した
これは同じ隣国、ベトナムやラオスなどではいつまでも
中華系の移民や漢字が目についたけれど
カザフスタンに入ってから完全に姿を消して
道や建物も中国色は全く無くなった。
なんだか、アメリカやアルゼンチンといった
世界を彷彿とせせる景色。
人も顔を合わせると軽くうなずいたり
手を振ったりと感じがいい。
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モスクや
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バス停も絵になる
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カザフに入ってから自転車乗りに2人も遭遇した
一人はドイツから走って来たドイツ人
これから中国へ行くという。
しばらく走ってジャルケントという町に
着いた、ここで宿を取って少し休む予定。
といっても2泊だけれども。
チェックインして町へ出る
スーパーマーケットは無いけれど
町の中心部には市場が展開していて
野菜や様々な食べ物、衣類、家電等が
売られていて見ていて楽しい。
何より人の感じがとてもいい。
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目についた食堂でご飯を食べる
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これで670テンゲ(227円)と安い
いや〜、カザフスタン楽しい予感だ。
何より感じがいい。
昨日までの世界は悪夢のようなくらいだったけれど
その分楽しませてもらいますぜ!!笑
2017年7月29日、走行48.45km。
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