昨日のキャンプした場所を薄暗いうちに出る
昨日苦しんだ風は止んでいるようだった。
緩やかな下り坂なのになかなか距離が伸びなかった
が、今朝は快調に下って行く。
標高は1000m辺りまで下がって来た
途中、森があってガソリンスタンドと店?建物が現れたけれど
人影はない。
それを過ぎると程なく登りが始まった。
並木道があって、それを越えて登って行くと
小川沿いに道は登って行く。
途中、ナイフとフォークの絵の看板が現れた
こんな辺りに何にも無い荒野の道の峠道の
道中に、シャシリク屋(串焼き屋)があった。
ここで、手持ちの行動食も無くなっていて、水も
残り少なかったので、お腹が減っていた。
ので通り過ぎようかとも思ったけれど
引き返して、シャシリクを4本頼んだ
付け合わせのタマネギとパンがついてくる。
これが絶品。
チャイも頼んで食事していたら、
他のお客が話しかけてくる。
言葉がわからないので、お互い分かる地名や
ジェスチャーを交えての会話。
旅の事。どこから来たのか?どこへ向かうのか?
一人か?どこで夜は寝てるんだ?など。
意外と言葉が出来なくてもお互い伝わって分かるから
面白い。
彼らが帰りがけに声を掛けて手を振って行ってくれた。
カザフスタン人は本当にいい。
お店を後にして峠道を行く。
40キロ強走って1700mの峠を制した
およそ700mの登りだったか。
下る途中、峠から2〜3キロの場所に水飲み場があるという
GPSの地図の情報があって、その辺りで水の補給をしようと
探した。奇麗なわき水がコンクリートで覆われた溝から出ていた
が、水面にはゲンゴロウが一杯。気持ち悪い。
が水が心配だったので少しだけ汲んでおいた。
その後、ルートはほとんど下り。
町まで着くのに小さな村らしきものの側を
かすめた程度で後は荒野か畑だった。
順調に3時頃、サリオゼクの町に到着。
宿屋を見つけ泊まる。1泊3000テンゲと安かった
エアコン無しでバストイレは共同だったけれど
全然、快適だった。
外に行って食堂で適当に頼んだ
肉じゃがのような料理。旨い。
2017年8月1日、走行104.89km。
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