今日はマケドニアへ入る予定。
トルコは東西に大きく走るのに1ヶ月近く掛かったけれど
バルカン半島の東欧は国土の小さい国がたくさん
あるので、訪問日数が数日で次の国へという事に
なる。セルビアも人の感じが良かったし、運転マナー
も良く、結構、走っていると手を振られたり声を
掛けられたりと良かったのだが3日の訪問で
次の国へ入る事になる。
昨日の宿は朝食付きだった。
昨日も出たセルビアのパプリカの漬け物
とハムとチーズこれにオムレツとパンが出て来た
結構お腹いっぱいになった。
8時頃出発。
国境まで60キロ強。
ハイウェイを走って行くので快適だと思ってたけど
また、途中で工事区間が出て来て狭い道を走ったり。
ガソリンスタンドのレストエリアで休憩。
そして国境へ
セルビアの出国は簡単。
どこへ行く?と聞かれスコピエへと答え
あっさり出国スタンプをゲット。
両替をしたいと思って店を探すも対向車線で行けない
マケドニア側にもあるだろうと思ってマケドニア側へ
入国審査に車が並ぶ。
審査が厳しいのか?係官がトロいだけなのか?
結構待たされてやっと自分の番。
何度もパスポートの写真と自分の顔を
見比べられ、マケドニアは初めてか?
どこへ行く?等の質問をされて
もったいぶるようにパスポートのページをめくる
係官。感じが悪い入国審査だ。コレだから
時間がかかってるのか?
やっとスタンプを押してパスポートを返してくれたが
押した判子が薄い!なんてかいてあるか判読出来るか
スレスレ。笑
ま、いいか。
さてそのまま高速調のハイウェイを行く
空港の標識。
その名もアレクサンダー大王空港。
マケドニアらしい名前だと思って感心していた。
が、このマケドニア。
かの有名なアレクサンダー大王を輩出した古代マケドニア
とはつながりのある国家では無いらしい。
古代マケドニアはギリシャ系の国家。このマケドニアは
スラブ民族の国家らしい。歴史的地域のマケドニアが
ギリシャに50%、ブルガリアに10%、そしてマケドニアに
40%という内訳で分布しているらしく。
ギリシャが、本来のマケドニアはギリシャであると
マケドニアの呼称を巡って対立している様。
確かにアレクサンダーの出生地でもあるベラは
現在のギリシャ領にある。
なんとも。隣国同士の諍いはどこにでもあるもんだが
この主張はギリシャが正しいぞと個人的には思う。
その後もこの高速をはしる
マケドニアの住宅
そのまま順調に走って首都スコピエへ
首都だけに大きいかと思ったけれど
地方都市レベルの大きさだった。
けれど、街中を走るのは嫌い。
交通量多い。路肩無い、マナー悪いと
しんどい事だらけだから。
予約しておいた宿を見つけて
チェックイン
両替屋を探して町へ
見つけた両替商でセルビアの金を見せると
激しく拒絶。
なぜ?隣国の金を換金出来ないのだ??
他も当たろうと思ったけれど疲れて気力無し
1300円程のセルビアディナール。
持ち続けて、セルビアへ行くという旅行者に出会う
のを願おうか。
2018年2月1日、走行117km。
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