昨日は宿にチェックインしてからチェントロ
(中心街)には行かず、近所を散策して見つけた
スーパーマーケットで食材やワインを買って
宿に戻った。戻る途中、道が真っ直ぐ走ってない
シエーナ市内。グニャグニャ曲がって伸びる道のせいで
来た方角がどっちか分からなくなりかけ危うく迷子に
なりかけた。知らない町に来たときは気をつけないと。
宿に帰って買って来た食料を食べながら溜ったブログを
やっつける。そのためこのシエーナには3泊も取った。
自分の友達がこの町に10代後半に住んでいて働いて
いたと聞いていたので、「シエーナに来たよ」と
連絡取ったら、いろいろ教えてくれて、良くお茶をしていた
というカンポ広場のジェラート屋の2階のカフェを
翌日観光がてら探す事に。
宿からチェントロまでは4km程ある。
昔の城門の完全に外にある。
歩いて行ける距離なので町ブラついでに徒歩で
出発。今日も寒波の影響で快晴&氷点下。
城門内に入るとだんだんと
中世の町並みっぽくなって来た。
こんな石造りの町
いくつものこんな路地が枝分かれして曲がって行ったり
坂を上って行ったり、下ったり。
そのまま時代劇に出てきそうな風景は
外国人の自分からしたら本当に珍しく、奇麗だ
日本人観光客が多いからでしょう。
イタリアは日本人に人気の観光国らしい。
このすぐ裏が世界一美しいと言われるらしい
カンポ広場。
路地を抜けると
マンジャの塔が姿を見せる
早朝でかなり寒かったけれど、青空に映える
マンジャの塔は奇麗だ。
広場の一角にある噴水には水道も完備
おお、イタリアだこれがイタリア。
なんて事を思いながら街中をグルグル散歩。
あ、友達の通ったカフェもそれらしいのを
見つけたんだけど開店前のようで入れず。
っというか、後で撮った写真を見せて
ここかな?と聞いたけれど、どうも違う
ようだった、年月もそれなりに経ってるので
変わってしまったのかも。残念。
こういう町並みを見ていると
前回の旅で訪れた中南米の植民地都市を
思い出す。中南米のそれは、スペインが
征服地に立てたスペイン風=ヨーロッパ風
の町だが、現地の文化と融合しているせいか、
少し違う。なんと言うか、言い方が旨くないかも
だが、良い意味で雑味の混じったコロニアル都市。
しかし、本家ヨーロッパの町は、なんと言うか
オリジナル?故か、一本筋がピーンと通ったような
整然さというか奇麗さがある。
違っていたけど、そうだろうと思っていた
件のカッフェに入りたくて時間つぶしに
グルグルしていた。町の外れにある
メディチ要塞あたりで市場がやっていて
露天で服や食べ物、日用品が売られていた
こんなヨーロッパ世界でも、アジアや中南米
で見かけた市が立つんだなあと感心して
歩いていた。値段は、やっぱり結構そこそこ
している。
メディチ要塞から見たシエーナの町
11時も過ぎたのでチェントロに戻ってカフェを
覗いたけれど未だやっていない様子。
仕方が無いので諦めて宿に戻る事にした。
昨日着いたときは迷いまくって
走ってたけど、自転車駄目の標識があった。笑
帰りに街中でトルコでよく食べていたケバブ屋を
見つけた。
華僑ならぬ、トルコ僑だから土僑とでもいうのか
のトルコ人がやっている。店内に入って、値段をみたら
一番安いので3.5ユーロと言う事だったので昼ご飯に
一つ注文。彼は英語もイタリア語も行ける様だ。
出来上がるまでしばし歓談。
すると話は旅の話になった。自分の旅の話を
説明したら、めちゃくちゃ驚いて感激してくれて
お代を3ユーロにまけてくれた。笑
旅の醍醐味ですな。
宿の帰り道にスーパーマーケットによって
ワインと食材を購入。
午後からまったりと過ごすシエーナの休暇。
2018年2月28日、走行0km。
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