ジェノヴァへ行かないつもりだったけれど
電池の充電の問題、洗濯や休養の問題があるので
ジェノヴァを途中から目指し始めた。
シエーナを出て4日目。
昨晩の晩ご飯。
ルートは615mの峠越えを経る
途中、自転車旅行車に遭遇。
欧米人だった。この天気の悪い季節に
自分と同じ変わり者が旅をしているとはいやはや。
海岸線沿いを行くルートなんだが
この辺りの海岸線はいずれも急峻な崖になっている
そのため坂にへばり着くように家々が集まっている
そのため道もアップダウンを繰り返す。
まるでお城の様な家。
ジェノヴァまで残り20km程なのだが、既に80km以上
走っている。レッコという町にやって来た。
ここで考える。
充電や洗濯の為に立ち寄るつもりのジェノヴァ
結構大きな町で、宿もホステルを探して2泊するつもり
だったが、大きな町で、ホステルと言えば2階や3階にあったり
見つけづらかったり、アクセスが階段を登って行かなくては
たどり着けなかったり、自転車を止められる場所が
1階に無い様な物件だったりするので
いっその事、坂道も疲れたし、ちょっと高くても
このレッコで宿を1泊して充電、洗濯を住ませて
大きな町ジェノヴァは避けて北上しては?
と思い、宿を探した
1軒目はオフシーズンのせいか閉鎖中だった
そこのオーナーらしき人物が別のホテルを案内してくれた
そこを見つけて門を叩く。
1泊、何と50ユーロ(6700円)と破格だった
けれど、想定内。60までだったら目をつむって
泊まろうと決意していた。
日本のビジホでもこのくらいするので。
投宿して、洗濯、買い物すませ宿でまったり。
翌日、レッコから再び背面の山を越えるルートで
再び内陸へ、600mの峠を3個越えて
白い花が咲き始めている
春の訪れはもう間近ですか?
3つ目の峠を登りきったころで無人地帯の
森林でキャンプを決行。しかし、春は未だ遠いのか?
先日の欧州寒波の爪痕か積雪ゆうに40cmを越える
中の雪どけ後のキャンプ
こんなんはグランドキャニオンのキャンプ場以来やわ。笑
夕ご飯の支度
幸い午後から晴れ間が覗き始め、
陽光が差し込む中のキャンプとなった
カルフール(フランス系のスーパーマーケット)
のパックワイン!
次の日、
暗いうちに撤収。
今日は90km先のアスティの町の河畔の
ピクニックエリア(公園)を目指して走る
朝の様子。
曇りと言うか、霧が発生
五里霧中、しかし、霧の朝の日は快晴理論
に基づき、快晴とは行かないまでも
雨は降る気配無し!
これは嬉しい!!
自転車旅をしていると、天気が雨降らない
だけで幸せな気分。天気の動向にもかなり敏感になる。
無人エリアの走行。
車の往来も全く無く快適に走る
途中小さな町を繋いで走るルート
アスティの町に午後2時頃には入って
かすめて郊外へ
狙っていた公園へ向かう。
河畔にある公園は車の乗り入れは不可で行き止まりにある
想定通り、冬期のため客はゼロ。
完全に無人のキャンプし放題エリア
河畔まで足を伸ばす。
広い場所で、午後には陽光も差し込む陽気でポカポカ
実はレッコ近辺を走っている時激坂で自転車のギアが滑る
現象が出ていたので、重大な故障につながる前に
点検しておきたかった。丁度時間も出来たし
場所も外だし、温かいし。
ここで自転車の後輪を外してプチメンテ大会。
点検していて原因が発覚。チェーンを簡単に切ったり
繋いだり出来るミッシングリンクと言う部品が破損して
いた。日本でオーバーホール以降8000km走っている
ので故障も出る頃か?
無事交換しその後、テントを張って夕ご飯
こんな気持ちのいいサイト
今朝スーパーで購入したラビオリ。
2018年3月5日、走行81.39km
2018年3月6日、走行67.25km
2018年3月7日、走行96.72km。
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