フエゴ島、パタゴニアの風

南アメリカ大陸の南緯40度付近を流れる
コロラド川以南の地域の総称
と定義されるパタゴニア地方。
ウシュアイアのあるフエゴ島も例外に漏れず
パタゴニアにある。
パタゴニアの大きな特徴の一つが、風。
Wikipediaによれば
「最大風速が60m/sを超えることも珍しいことではない
(人間は25m/sを超えると風に向かって歩けず、40m/s
を超えると踏みとどまることも難しくなり、
飛ばされることもある)」
という程、強風の吹く事で有名だ。
7年前も確かに風が強かったイメージ。
ただ、おおむね風は西または北西方面から
吹くので、ルートが南下(ウシュアイアへ向かう)よりも北上
(ウシュアイアから北へ向かう)ほうが、向かい風率
が高く大変と言うのはサイクリストの中では定説になっている。
今年も南米の夏が始まる正に12月なので、多くのサイクリストが
パタゴニアを走りにやって来ている。
5泊したウシュアイアを後にする。
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7年前に感慨深く到着したウシュアイアの町の
入り口のモニュメントを再び。今度は北へ向かうよ。
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そんなに標高が高い訳ではないが、緯度が高いせいか
頂きには残雪が残る山々。
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フェゴ島、国道3号線の峠、ガリバルディ峠。
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7年前には無かった展望台があった。
奥に見えるのはラグーナエスコンディダと言われる
湖。
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峠を少し下ったとこで振り返って頂上を見上げながら
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この峠を越えた辺りから、木々が低く、まばらになって
荒野が広がり始める。
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路上の懐かしい、パタゴニアらしい標識
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2日目位から風が気になり始め、次第に強風に
3日目から、本格的に向かい風、強風で
あれ、こんなに強かったっけ?と
なかなか漕いでも進まない自転車のペダルを
黙々と風に耐えながら漕ぐ。

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