パタゴニアの風 その③

フエゴ島のポルベニルから大陸側の
プンタアレーナスへ渡り、宿をセントロで探した。
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全く予約も何もしていないので、行き当たりばったりで
片っ端から聞いてみる
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最初に聞いたプラサデアルマス傍の宿、
6500円。高え〜よ。
もっと安いとこ求めて
聞き込みを開始。
2軒聞いてみて、2軒とも部屋は完売で空いていない
とのこと、次にフラット入ったところも
高い部屋5000円のしか無いと言う。
がっくりして次に行こうかと思ってたら、
別の、男のスタッフがやって来て、こっちの部屋は?
コレなら15000ペソ(2550円)で良いよ
とベッドの2つある狭い個室を提示してきた。
それでも高いなと思いつつ、
その値段ならと2泊お願いした。
チリも何やら7年前よりも物価が上がってる様な気がする。
それにこんなに部屋が空いてないというのは
ハイシーズンで多いためか?
アレーナスの町は妙に宿屋の看板が目立つ。
こんなに昔は多く無かったようなイメージだが。。。
本当は3泊して体を休めたかったけれど、
3日目は完売との事で
宿をもっと安いドミトリーのあるホステルを
ネットで探して、宿移動。
アレーナスでは結局4泊した。
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特段、スーパー行って自炊の4日間だった
けれどリフレッシュできたかな。
さて、アレーナスから次の目的地、ナタレスまでは
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また北進、西進のルートで北進すれば横風、
西進すれば真向かい風となる。
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アレーナスを出た日、風が本当に強かった。
横風を受け何度もフラフラと、砂利道の路側帯
を走っていて、路側帯の外、落差60cm〜1mくらいある
空き地へ飛ばされた。
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どうも、天気のいい日は風が強い傾向が
あるような。。。。
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天気はすこぶる良い。
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初日は60キロ強走ったところの道路脇に避難小屋
を発見してここで泊まる事に
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パタゴニアは時々こういう避難小屋があって
サイクリストが結構利用している。
多分、勝手に使っているだけだが、
周りに民家も何もないので、良識ある使い方ならば
勝手に使ってオッケーのようだ。
それにしても今日はあんまり横風が強すぎて
乗って漕げなかったため2時間くらい真面目に
自転車を手押しして進んだため60キロ強しか進めず。
ナタレスまでの道は遠そうだ。
翌朝、風が8時か9時頃から強くなり始める為、
朝6時頃出て、風の弱い時間帯に距離を稼ぐ事に
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夏のパタゴニア地方、奇麗な花が彩る。
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ベストシーズンのため良くサイクリストとすれ違う。
全員欧米人だが。
バケーションの間だけと言う比較的短期組、
リタイヤして年単位で旅してる長期組、
とバックグラウンドは様々だが
まさにパタゴニアの12月〜2月はサイクリスト
の季節となる。
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3泊4日でナタレスの町に到着。
探しておいたキャンプ場に行って
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値段聞いたら、一人6000ペソ(1000円)とのこと
キャンプ場はナミビア、南アフリカと同じくらい
の価格か。
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風の強いサイトだったけど、まあ、仕切りもあって
風よけ効果もあるのかも。
ナタレスで2泊する。

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