バリローチェから北に200数十キロ行ったルタ40
沿いにフニン・デ・ロス・アンデスという小さい街
がある。ここは特にすごい観光地ということも無いが
以前旅した時に泊まったアパートメントタイプの宿
がお値打ちで凄く良かった思い出で、またここで数泊して
休養しようかと考えていた。
以前泊まって、感動したのが、1泊2700円くらいで
広いダイニングにキッチン、ゲスト用の?ベッド、ダイニング
テーブル、バス、トイレ、そして奥に別に寝室があるという
1DKタイプの部屋だった。2700は長期旅には高い値段だが
ずーっとキャンプ続きで走っていた前回、洗濯や充電、休養したい
と思って、一番最初に目に入ったこの如何にも高そうに見えた
この宿。値段聞いて、部屋見せてもらったらビックリして
2泊してさらに1泊延泊した記憶だった。
さて、バリローチェから40号を走る。
北にある湖を左手にバリローチェの街が遠く向こうに見えてる
途中から237号との分岐にきて、40号から237号へ。
どうせ走るなら、前回とは別のルートを走りたい。
国道なので舗装道路。
しかし、この日も向かい風で結構強い風が吹く。
途中すれ違ったサイクリストと少し話した。
この辺りは風が強いので引き返してきたと言う。
それじゃ、パタゴニアは走れねえぜ!と思いながら
先を進む。
70km弱走って国道ぞいの河原になんとか降りてキャンプした
翌朝、10km程進むと
州道63号線への分岐が現れそちらへ曲がる。
こちらは完全未舗装路。
でも全く車とすれ違わない。
これは良いとはしゃいで走った。
本当に車に会わない。
峠を一つ越すのだが、峠を登るまで4台くらいしか
会わなかった。
途中国立公園内を走るようだ。
峠道を登るにつれて奇岩群が現れて青い空とのコントラストが
綺麗だ。
やっとテッペンに着くと。
向う側も素晴らし絶景。
葛折りのダウンヒルが始まる
この後キャンプ場所を探して走ってたけれど
峠の向う側に湖が見えた。今まで交通量もほとんど
なかったのだけれど、急に増えだした。
なんの用があって、こんな未舗装路
を車がよく走ってくるのだろうと不思議で仕方がなかった。
が、湖まできて、なんとなく分かった。
みんな、バケーションで遊びに来ているようで
湖畔には、ビーチさながら多くの人が日光浴やデイキャンプ
バーベキューをしにやってきていた。
キャンプ場所は、そのため皆無になっていて
結局、40号線に出てから探した道路脇の死角で決行する事に。。。
翌朝早朝に出てフニン・デ・ロス・アンデスを目指す。
結構、坂道の多いルートで
一つ峠を登ったところに湖が見え始めた
ここからダウンヒルを経て
サンマルティン・デ・ロスアンデスの街。
ここも観光地のようで華やかだ。
この日もよくサイクリストに会った。
その後、残りを走りきって
フニンの街へ着いた。
宿に行く前にATMでお金をおろそうとするが
ATMにお金がないため下ろせない。笑
1泊分はお金があるので、明日また出直す事にして
宿へ
お〜!懐かしいこの宿
アルゼンチンのインフレに一体、いくらするのか?
心配していた。5000〜6000円もするのか?
と思ってた。聞いてみたら、1200ペソ。
3600円との事だった。以前よりは1000円くらい
高くなってるが、まあ、良しとしよ!
との事でチェックイン
こんな感じ。
調味料完備のキッチン
バス・トイレ
寝室。
ここで旅の疲れを癒す事に。
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