帰国、そして

久しぶりに更新します。

ブエノスアイレスからウルグアイへ渡るあたりで完全にストップして

いましたが、その後、ウルグアイを北上、ウルグアイ川沿いに北上

してブラジルへ入りイグアスの滝を目指しブラジルを走ろうと思

っていました。が、3〜4日走ってサンポルジャの街までついた頃

に、ブラジル側の道路事情(路面の酷さや路肩なし、大型トラックが

マナー悪いなどなど)とポルトガル語が思った以上に日常スペイン語会

話程度は解す自分にとってあまりにも理解できなかったストレスから一

路アルゼンチン側へ再入国しミシオネス州を走ってイグアスの滝へ。

イグアスから一旦ブラジルへ再入国し、パラグアイへ。

パラグアイはイグアスの日本人居住地を訪ね、

アスンシオンへ。アスンシオンで数日休息ののち、

グランチャコ地方をルタトランスチャコを走ってボリビアへ

ビジャモンテスのある標高400m地帯から一路ルートは

標高3000〜4000mの懐かしきアンデスへ。

ボリビアワインの産地タリハ、

銀山で有名な古都ポトシ、

スクレ、コチャバンバ、を経てアルチプラーノへ。

首都ラパスへ向かう途中、パタカマヤの街からチリとの

国境方面に駒を進め、ボリビア最高峰サハマ山の西側を北上し

チャラニャという小さな村で国道19号に出てラパスへ向かった。

これで、前回の旅でのボリビア走行と今回のサハマ以西の北上

ルートと合わせて、宝石の道、ウユニ、コイサパ、サバヤ、

サハマ、チャラニャのボリビア極西の未舗装酷道ルート完全

制覇ができた。この南北の未舗装ルートは本当に酷な

ルートで、砂深、コルゲーション、強風、補給ポイント

の少なさ、標高が高いので朝晩めちゃくちゃ寒い、

アップダウンが多いなどなど、チャリダー泣かせの心折れ

そうなルートなんだけど、それとは引き換えに、

本当に息を飲むような絶景、そんな場所なのにあた

りには自分一人だけという、この世にこんな

場所が存在するのか!!?と本当に言葉では言い表せないほどの

体験を約束してくれるルートなのだ。

今回、前回の旅で行けてないルートもあるが、

行った中では一番心に残るルート、

自分にとっての聖地、だし、多くの自転車乗りがオススメしているので

間違いなくチャリダーの聖地なのだ。

そんな自転車旅行者でも、この南北、ルートをコンプリートしている

人は他に知らないので、結構ドMなルートなのだが、自転車乗りなら

ぜひ行ってみてほしい絶景ルートだ。

その後、首都ラパスで4〜5日休憩して一路ペルーへ。

コパカバーナ、経由でプーノ、そこからまた未舗装絶景系の酷道

ルート経由でアレキパまで、アレキパからまた再びクスコ方面へ

二度目のクスコに数日滞在。

クスコから下界のナスカまでの660kmアンデス越えルートを

今回は逆方向から。これは逆ルートの方が楽だった。

がパンクに悩まされ、1日、アバンカイの街まで60km戻って

パンク修理セットと新しいタイヤを買いに戻るという事件も

あったけど、最後にふさわしいアンデス越えになった。

ナスカから首都リマまでイカ経由での砂漠行もシュールだった。

そして、旅をリマで終えた。

2019年7月4日リマ着。

前回の旅と合わせて旅行期間5年2ヶ月、総走行距離、

79,886km。となった。

2009年の7月から始めた世界自転車旅行、最初が2年半旅をして

帰国、他の道を探したりしていた2年ちょいを除き、再び旅に戻る決意

をして資金を貯め直すために働いた期間と今回の2年8ヶ月の旅を

トータルすると、スタートから10年。旅に捧げた7年8ヶ月でした。


また、これから落ち着いて、まとめ記事を

ぼちぼち更新していきたいと思っています。

旅の写真、オススメルート、旅のノウハウ、などなど。

乞うご期待。

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