昨日の野営地は道のすぐ側の割に静かだった。
朝5時に起きて支度を開始
やっぱりキャンプだと真っ平らな場所を探すのは
キャンプ場でもない限り難しく、ベッドで眠るよりも
よく寝られなかったが、そこは仕方が無い。
今日は、昨日のチャリの故障がどれほど影響して
走行後、ハブがどれほどひどく壊れてしまうか
分からないがとにかく後70弱走って宿のある町まで
たどり着こう。
![]()
朝もやの中出発。
坂が延々と待っていた。
が、ラオスの坂道の傾斜は今まで方々、21カ国、
(日本も含めて)、角度がえげつないランキングでは上位争い
をする程キツいと思う。
傾斜の角度、今まで見てきた標識で
7%〜10%があったけど
本日出ました!!
![]()
12%。
コレがどれほどキツいかと申しますと
一番ギアを軽いものにシフトダウンして
ゆっくり、時速3〜4キロで漕いで
数十メートル、フラフラ、ハンドルが左右へ
振れながら漕いで、
あ”ー!しんどい!
というぐらい。ま、荷物が重いのもかなりの
足かせになるけれども、やってみた人で無いと分からないと
思うけど。
コレが延々と続く3時間。
当然休み休みになるけれど
本当に進まない。
がコレと引き換えに景色は絶景となって行く
![]()
![]()
![]()
![]()
幸いハブの故障が走行の大きな邪魔になる事は無く
ゆっくり登って行く上り坂では
異音も小さかった。が、とにかくしんどかった。
![]()
![]()
![]()
![]()
なんだかんだで、頂上まで登りきって、
困ったのは下り。登り傾斜がきつかったのだが
同じように下りも一気に掛け下がるダウンヒル。
しかも向こう側は雲の中のようで5m先が全く見えない
五里霧中。
車輪、ハブへのダメージを考えて
ブレーキを利かせまくりながらのダウンヒルで
手が痺れまくりで麓まで。
宿のある町へやっとの事で着いたのだが
その町の田舎さに圧倒され。
町というレベルではなく
集落。
が、飯屋も宿も高い。
が仕方ないので宿にチェックインして
もう一度ハブをばらして確認。
やっぱりハブ本体側に変形は無く、
最初確認した状態と変わりが無い様。
ここまでダウンヒルを含めて70弱走って
この状態ならなんとか首都ビエンチャンまで走れそう
いろんな選択肢を考えながら、
眠りについた。
本日の走行66.73km。
最近のコメント